異次元空間とのコンタクティングポイントと言われたこともある半僧坊 |
半僧坊大権現
ガイドがいつも行きつけのバーで偶然知り合ったドイツ人からの情報。彼が、ワイン片手に、淡々と語るには。北鎌倉は建長寺の裏山にひっそりと佇む半増坊が凄いとか。ガイドも名前だけは知っていましたが、今まで訪れたことはありませんでした。彼曰く。「僕のスーフィー(イスラム神秘主義)の師匠が、鎌倉で凄いスポットを発見したんです。彼によると、そこには、異次元どころか、多次元空間が交錯している特殊な空間があるとか。僕はあまりはっきりと感じられなかったけど・・・」
大分お酒が入っての話なので、すぐに忘れてしまうと思っていましたが、なんとなく、この話が心にひっかかっていて、ふっと思い立った、ある晴れた日。遂に訪れる事にしました。
半僧坊は、鎌倉禅宗五山の一つとして名高い建長寺の裏山にご降臨される「半増坊大権現」様と言う名の神様ゆかりの場所です。半僧坊大権現様の由来に関しては鎌倉半僧坊本殿をご覧下さい。
さて、この半僧坊、北鎌倉の駅を降り立ち、建長寺境内をひたすら進むと、あたかもタイムトリップをしたかの様な錯覚を呼び起こすあぜ道と石段に到着します。この石段は、建長寺の後背を守る小高い山に続いているのですが、15分程上り続けると、噂の半僧坊にたどり着きます。
ところで、半僧坊への参道が多少不思議な感じ。建長寺と言えば臨済宗の禅寺で有名な古刹ですが、なぜか、鳥居が建てられているのです。おそらく、神仏習合の名残なのでしょうか。まあ、それはともかくも、更に進むと、数体に及ぶ天狗のオブジェが仁王立ちしています。なぜ、こんなところに天狗かと思いきや、天狗は、半僧坊大権現様のお供だったとか。因みに、天狗はスピリチュアリティの世界では、精霊の一種と見做されています。
さて、せっかく汗をかきながら上までたどり着いたので、まずはご祈祷をお願いする事にしました。(ご祈祷の効果に関しては、後ほど機会があればお伝えしますと書きかけた矢先に、先日から提出していた出版の企画が無事通った旨の知らせを受け取りました!)本堂は二階の待合室に通されると、春のうららかな日差しを浴びた湘南エリア一体が見渡せる広い畳敷きの和室です。ここにも、かなり迫力のある天狗のお面を発見しました。それにしても、カメムシが多いのにはへきえきしました。
ところで、この場所。実は、展望台としても有名です。少し、足を伸ばせば、天園ハイキングコースという自然につつまれた山道を散策することも出来ます。天園ハイキングコース
半増坊のご祈祷ですが、今まで幾度も経験した神社のご祈願とはまた趣が一風変わって、これもなかなかよいものです。比較的若いお坊さんが、太鼓と木魚に合わせて、般若心経や真言をリズミカルかつ力強く唱えてくれました。これは、ただ座って聴いているだけでも、力が湧いてきそう。CDにしたら、結構売れるんじゃないかなどと、ふとどき?な事を考えながら有り難くお札を頂戴しました。
さて、新鮮なご祈祷による経験に満足して、これからが本番です。ドイツ人のスーフィーマスターが見つけたパワースポットを探さなくてはなりません。実は、このスポット探し。思ったよりもすんなりと見つけることが出来ました。なぜならば、他の場所に比べて際立って異質な雰囲気をかもし出していたからです。
早速、パワースポットに直立して、深呼吸をしながらしばらく立っていると。来た来た!めまいに近い様ななんとも言えない浮遊感。ガイドの連れも同じような感覚を覚えたと断言しています。ここは、間違いありません!
パワースポットは、あえて写真には撮りませんでしたが、「半僧坊の本殿に上る最後の石段の左手にある大きめの木が一本立つ場所」です。多次元が交錯する場所かどうかはわかりませんでしたが、とにかく、異質なエネルギーを感じることが出来る本物のパワースポットでした。
ところで、このパワースポットの効用です。ガイドの場合、訪れたその晩は、全身がほてって、風邪を引いたような状態になりました。パワースポットに当たったかなと思いましたが、10時間睡眠を取り、起きてみると、大分おさまり、エネルギーがじわじわと満ち溢れてきている感覚です。これは、おそらく、ヒーリングでいうところの、メンケン反応(治療後に一時的に症状が悪化する現象)なのではないかと思われます。さて、今後の開運に期待するとして、この半僧坊。また、訪れてみたいパワースポットです。
みなさんも是非探訪してみてください。
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