前回に引き続き、携帯を開運グッズに変身させてしまうための活用法を考えてみましょう。
携帯の電磁波の影響は?
携帯の電磁波が人体に与える影響は侮れません |
この電磁波の影響に関しては、イギリスなどでも一時話題となりましたが、今では、案外うやむやになってしまっています。そこで、まずは、携帯電磁波の人体に対する影響をサクッとおさらいしてみましょう。
一般的に電磁波の人体に対する作用には、1、熱作用、2、刺激作用、3、非熱作用の三つがあげられます。それでは、各項目解説してみましょう。
1、 熱作用
これは、電波の一部が人体に吸収されることにより、体温の上昇を引き起こす作用です。いわゆる、電子レンジと同じ効果です。特に、携帯は耳に密着させて使用するので、眼球や脳に直接働きかけ、温度を上げてしまう効果があるのではと懸念されていたこともあり、イギリスの新聞でも、携帯の電磁波が眼球や脳を調理してしまう等の警告記事が出されたこともあります。
しかし、調理目的の電子レンジ(出力500~600W)に比べて、携帯の発する電磁波は、0.6~0.8Wとごく微量なため、今のところ、大きな影響は認められていないようです。ただ、人体の中で、眼球や睾丸など、熱に非常に弱い器官が存在することも事実です。
2、 刺激作用
これは、金属にあたる電波が電流を生み出し、人体に刺激を与える作用です。電流に触れると、私たちは、ピリピリとした感覚を覚えますが、この感覚は、周波数100Hz程度までの荒い電流の場合に起こります。周波数が100kHz程度以上を越すと、人間には殆ど感じられなくなります。電気治療などからもわかるように、電流による刺激自体は、適度なものであれば、人体に対して害にはなりません。ましてや、携帯の場合は周波数が100kHzと高いので、刺激作用は殆ど発現されることはありません。
3、 非熱作用
この作用は、携帯人体有害論の中心となっています。これは、携帯と同じ周波数を使用したラットの実験において実証された影響を人体に置き換え論じられています。各種実験によれば、携帯と同周波数の電磁波が、DNAへの損傷を引き起こしたり、脳内たんぱく質に異常をきたすことが報告されています。
携帯電話の非熱作用に関しては、現在各種研究が行われており、結論は今後に持ち越されています。
いずれにせよ、携帯の電磁波の影響に関しては、まだ、グレーな部分が多く、念のため、電磁波から身を守る手段をある程度は講じた方がよさそうです。
携帯の電磁波を防止する方法
さて、ここでは、携帯の電磁波から身を守るいくつかの手段を簡単にご紹介しておきます。とりあえず、以下の簡単な習慣を身につけておけば、携帯の電磁波に関してはひとまず安心でしょう。
□携帯電話は出来るだけ耳から話して使用する
□電波のつながりやすい所で使用する。
□発着信の時は体から離す。
□SAR(非吸収率)の低い機種を選ぶ。
□電磁波防止グッズを使用する。
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