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おんなの厄年撃退法!

昔から日本に伝わる厄年。統計では厄年に災難にあった人が結構多いとか・・・厄年を無事に乗り切るためのコツを公開致します!

執筆者:永瀬 久嗣

もうすぐ節分。節分を過ぎると本格的な2006年が始まるわけですが、みなさんの中には今年厄年を迎えるという方も多いのでは?

そこで、ガイド流厄年撃退法を大公開致します!

そもそも厄年って何?

桃花
厄年の起源は中国から伝来した陰陽道にあり
厄年の起源は実はいろいろあるのですが、厄という漢字が当てはめられた、いわゆるわたしたちが一般に言っている「厄年」のオリジンは中国陰陽道と言えそうです。

陰陽道とは、現代流にいうと「エネルギー循環論」で、自然現象や人間の一生を陰陽すなわちマイナスとプラスのエネルギーという観点から解き明かそうとした学問です。

陰陽道では、人間の一生も自然の四季の移り変わりのごとくある一定のサイクルを持って流れてゆくと考えています。今では「バイオリズム」という言葉の方が馴染みがあるかもしれませんね。

日本の厄年の歴史は平安時代までさかのぼる

さて、この陰陽道が大陸から日本に大々的に伝わって来たのは平安時代のことなのですが、かつては、安部晴明(あべのせいめい)などの陰陽師といわれる人達が朝廷に仕えるお役人として、日夜陰陽道の勉強に励みながら、日常生活への活用方法を工夫していました。

陰陽道は当初朝廷が無事に施政を続けるための今風に言えば「リスク管理」の技法として利用されていましたが、次第に一般の人々の間にも広まりました。

源氏物語には、藤壺の37歳の厄年にまつわる物語が描かれていますが、「厄年」というコンセプト自体は平安時代には一般向けに公開されていたようです。

そして、その後「女の厄年は19歳、33歳、37歳」という説が江戸時代に定着したといわれています。

厄年は実は統計的に発見された生活の知恵だった

さて、厄年が陰陽道を土台に発達したと考えると、なにやら神秘的な迷信にも思われがちですが、実はこの厄年、現在では統計的に根拠のある「生活の知恵」として考えられる事が多くなっています。

確かに、19歳、33歳、37歳というのは女性にとって身体的にも精神的にも大きな変化を体験する時ですよね。

19歳は成人を目前に控えて、精神的に不安定になりがち。33歳は、そろそろ肉体的に成熟し始めて、過去の人生に対して振り返ることが多い時期。

統計では、32歳前後の年齢が一番子宮がんや乳がんなどの病気発生率が高いそうです。また、この年齢層における離婚率が全年齢層に比べて高まっているのも象徴的と言えます。

そして、37歳はそろそろ肉体的に無理が利かなくなってきて、いろいろな面で将来というものを真剣に或いは深刻に考え始める時期です。

みなさんも多かれ少なかれこのような人生のサイクルをご経験されるのではないでしょうか?

次のページでは厄年を無事に乗り切るための方法を公開!
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