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ＯＨＡＲＡ ＡＩ
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●小原愛
1973年 東京生まれ
1998年 多摩美術大学 日本画専攻卒業
→詳しい経歴
●いま関心のあること
地球温暖化、スガシカオ、日本、言葉、浦和レッズ、松坂大輔、桑田真澄、浦沢直樹、切り花、為末大。
●All Aboutで興味があるテーマ：発明・アイディア商品・新技術
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◇制作の視点
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どんなモチーフを選んでも、部分をクローズアップして描くことが多くあります。風景でも、花一輪にしても、普段見ている『ちょうどいいスケール』があると感じます。
それは、言い換えればそのものの“らしさ”に繋がるものかも知れません。でも、私はなるべくその“ちょうどいいスケール”を避けています。何においても“ちょうどよさ”を崩してみることで新たな発見や驚きに出会えます。私は、その行為をとても興味深く感じ、そして、大切にしてゆきたいと感じています。
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◇作品について
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ここ４年程『低音採取 ～low pitched sounds collection～』というシリーズで制作しています。『低音』とは、“低い”とか“小さい”音を意味します。
日常の中で見過ごしがちなことや、心に染（そ）むものたちを『低音』に見立て、それらを“日常の低音域”として表現しています。食べかけのドーナツや今朝飲んだコーヒー、花の雄しべ達、風船の結び目から心に残る風景まで・・・様々なことがモチーフになり得ます。
だからこそ、日常の中に散りばめられている＜ささやかな出来事＝低音＞をいつも丁寧に見つめるよう、心掛けています。
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