「日本画」と「韓国画」のグループ展「異心圓」が始動
毎回テーマを決め大作を中心に展開
「異心圓」は、同時代に日本、韓国という近い国に生まれ、同じ源流を持つ絵画技法で絵を描く三人が集まり、それぞれ重なりあいながらも異なる部分を持とういう趣旨のもと結成されました。今後は毎回共通テーマを決め、各地のギャラリーで大作を中心とした展示を展開していく予定です。
第一回になる本展では、作家それぞれの立ち位置を明らかとし、さらにはこの「異心圓」の方向性を明示できるものとするため、テーマを「明」とし、2007年1月7日から東京銀座・東和ギャラリーで、9月には韓国ソウルでも開催される予定です。
■展覧会名:異心圓 vol.1「明」
会期:2007年1月7日~1月13日(会期中無休)
会場:東京銀座・東和ギャラリー
時間:11:00~19:00(最終日のみ17:00まで)
(第2回は2007年9月に韓国ソウル、TOPOHAUS Art and design galleryにて開催予定)
異心圓メンバーの作品と略歴
千凡晋「Destiny」 |
1975年生まれ
韓国高麗大学・大学院卒業
現在、東京学芸大学連合大学院博士課程芸術系教育講座在学中
小倉亜矢子「地表の焔」 |
1974年生まれ
1998年 東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
現在、了徳寺大学日本文化芸術学部非常勤講師
中岡奈津美「なつみの世界ぶらり紀行 新羅の古墳に遊ぶ蝶~韓国・慶州」 |
1969年生まれ
1991年 女子美術短大ディスプレイデザイン教室卒業
1995年 多摩美術大学二部絵画科(日本画)卒業
1996年 同大学院美術研究科研究生
現在、了徳寺大学日本文化芸術学部専任講師