マネーワイドショー講座/カーシェアリングが家計を救う!?

利用頻度で車を「所有する」か「利用する」を選択する

車の年間保有コストを試算してみると1500ccクラスで約44万円(※)で、意外に大きな金額になります。一生涯(40年間を想定)の車にかかるお金はナント約1,000万円となり、人生のマネープランを考える上で、車をどうするかは重要なポイントになります。

平野 泰嗣

平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術 ガイド

FPの妻と共に「夫婦FP」として顧客の自己実現をサポート。「自分らしく生きることを支援する」をモットーに相談者のライフ・ファイナンス・キャリアの3つの視点で総合的に支援。中小企業診断士として経営者・従業員のライフプラン支援も行っている。

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車の年間保有コストを試算してみると1500ccクラスで約44万円(※)で、意外に大きな金額になります。一生涯(40年間を想定)の車にかかるお金はナント約1,000万円となり、人生のマネープランを考える上で、車をどうするかは重要なポイントになります。

カーシェアリングの料金体系は、一般的に30分以上15分単位で利用でき、30分あたり800円程度。利用料金の中には、ガソリン代や保険料も含まれています。また、利用当初、登録手数料やカード発行料が5,000円前後かかることが多いようです。パソコンや携帯からいつでも予約でき、24時間利用可能で、車両管理の手間が不要なので、車を持たずに気軽に車を使いたいという人にとっては、便利なサービスといえるでしょう。

家庭での車の利用シーンを考えると、自宅から駅までの送迎や買い物、行楽地へのドライブ、毎日の通勤などが挙げられます。毎日の通勤に車を利用している人は車が必需品ですので、カーシェアリングよりも車を保有した方がメリットは大きいです。一方、送迎や買い物中心の場合は、利用頻度からカーシェアリングにかかるコストを計算してみて、保有した場合とどちらが得かを比較してみると良いでしょう。行楽地へのドライブの場合は、カーシェアリングよりも1日単位で借りるレンタカーの方が安くなるので、利用シーンに合わせて考える必要があります。

※自動車の年間保有コストの試算条件は、コラム「買わずに借りて、家計を大改善」を参照
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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