クレジットカードは2枚あれば十分!

2010年貸金業法などの影響でクレジットカード選びは大きく変わります。これまでのように安易な考えで取り組んでいてはしっペ返しを食らいます。

私は以前からカードの持ち方として、メインカードとサブカードの2枚持ちを提唱してきました。その理由は、コストとリスクを考えてです。カードをたくさんもっていると、年会費がかさみます。ほとんどのカードは年一回かならず年会費を取られます。一般には1枚1312円ですから、6枚もっているとすれば、それだけで年間7872円の支出になります。財布に入れたままで使わないでいても年会費はしっかり取られますから、早く何とかしたいものです。
 

コストだけでなく、紛失・盗難のリクスも考えるべき!

それだけでなく、リスクもあります。たくさんのカードをもっていると、紛失、盗難のリスクに晒されます。リビングに出しっぱなしにしていたために、泥棒に盗まれたとか、スキミングされたといった事件も 起こっています。このように、無用のカードをたくさんもっていると不都合なことが多くなりますから、一刻も早く2枚に絞ることが大切なのです。

2枚持ちにこだわるのは、もうひとつ理由があります。メインとサブカードならば相乗効果が得られるという点があるからです。例えば、毎日使うメインカードとサブカードのそれぞれのポイントを合算できれば、その2枚で様々な生活シーンをカバーできるため、ポイントを効率よく貯められます。
 

改正貸金業法と改正割賦販売法の影響は予想を超えて甚大に
 

それでもまだ3枚持ちを提唱したり、カードはすきなだけもったらよい(ポイントを貯めやすいから)という評論家もいます。しかし、改正貸金業法と改正割賦販売法が本格施行される2010年以降はそれは通用しなくなります。 

今回の法律は総量規制が入るのが特徴です。年収に応じて持てるカードの利用額が決まってしまいます(年収の約3分の1程度)。ということは、高年収の人の影響は少ないのですが、300万円以下の低年収の人は厳しい制限を受けることになります。

すでに持っているカードの枚数を減らされたり、限度額の引き下げを求められるようになります。多重債務者撲滅が政府の方針ですから、それに沿って年収の低い人は相応のカードライフを送るように指導されるわけです。従って、2010年以降は、年収に応じて利用できる金額が決まってきますし、持てるカードや使えるカードが限られるという状況になります。この規制強化の面からも2枚もちは妥当な戦略となるのです。
 

「生活カード」+「趣味カード」で万全の体制を確立しよう

では、2枚のカードをどうやって選ぶかですが、その基本は「生活カード」+「趣味カード」という組み合わせです。毎日の買い物や公共料金の支払いをメインカードで行ってポイントを貯め、趣味のカードで旅行やスポーツに励みつつ、割引やポイントをもらって得をするという方法です。

ではこの2枚をどういう基準で選ぶかというと、それぞれのライフスタイルに応じて決めればよいのです。例えば、「ネットショッピング好き」「クルマ好き」「国内出張をよくする人」「海外出張をよくする人」「大阪都心のビジネスマン」「私鉄沿線の主婦」といった切り口で、それに沿ってカードを選んでいくというやり方です。
2枚の組み合わせについては他の記事や別の機会に詳しく紹介したいと思います。ここではまずカード選びの基本についてしっかり押さえてください。
 


【関連リンク】
オールアバウトのクレジットカード比較ランキングを見る
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。