RQの存在は既に多くの人の知るところだが、意外と彼女達の立場や周辺環境は知られていない。既成メディアにおける紹介のされ方も一様で、曲解されている部分も多いので、今回は彼女達の置かれている現状全般をご紹介しようと思う。

そもそもRQとはどういう人がどのように採用されているのだろう?こんな基本的な事さえ知られていなかったりする。RQはチームロゴの入ったコスチュームを着ているため、各チームお抱えだと思われがちだが、その殆どがモデル事務所やタレントプロダクションに所属しており、専門的な教育を受けている。とかく笑顔でパラソルを翳していれば事足りるかの様に思われがちだが、ウォーキングからポージング。更にチームPRのMCなどを任される事もあり、想像以上のスキルを必要とするのである。

契約期間は1年。年末に契機が切れ、年明けと同時に各チーム毎にオーディションが開始される。以前はホテルやイベント会場の一室を借り切り、公開で最終選考を行うチームが多かったが、最近ではインターネットを使ったネットオーディションを行うチームも少なく無い。ファン参加型のこの方法は、採用前から人気をリサーチできる上に候補の段階から知名度も上げられる。更にコスト面でも低価格に抑えられる為、極めて合理的であると言える。今後この方法を取り入れるチームは増えてくると予想される。

晴れてRQになった後も現実は厳しい。バブル期においてはRQのみで生計が成り立ったようだが、最近はとても無理。イベントコンパニオンや司会。更には撮影会モデルやバラエティーアシスタントなど、様々な仕事を兼ねる事によってフォローしている。RQ当人達にとっては厳しい状況に違い無いが、ファンの立場からするとそれだけ接する機会が増え、喜ばしい一面であると言えなくも無いが・・・。

続いてRQの寿命であるが、これはかなり個人差がある。1年で辞めてしまう者もいれば、5年以上続けている者もいる。新人の頃からよほど人気が高ければ別だが、大抵の場合3年以上継続しなければ知名度は上がって来ない。しかし、契約は1年毎の更新である為、その都度オーディションを受けなおさなければならず、舞台裏はかなりシビアである。

しかし、一度人気の裏打ちを得たものは強い。RQ関連雑誌やビデオ等は単発的な発行が多い為、1回の売上が全てである。その為、取り上げるRQも、既に人気があると思われる者を選出し、それらをトップで特集する。こういった現象があらゆるメディアで画一的に見られ、おのずと人気は一所に集中して行く。

その為か、最近ではインタネットを活用して自己PRするRQが激増し、所属事務所やチームも積極的に後押ししている。今後はネット上の人気がRQ自身の寿命も左右しかねないくらいになるだろう。RQ界もインターネットによるPR力が大きくものを言う時代になってきた。このサイトでも近いうちにRQ個人にスポットを当てた特集を組んで行く予定である。御期待あれ。



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