タバコの箱に入ったプロも使うギターアンプ(2ページ目)

素人ギタリストの練習用に最適

アンプ付きギターのように使うことができる

エレキギターの練習は、アンプに繋ぐ必要があります。日本の家庭事情もあって、ついアンプに繋がずに弾いてしまうのですが、それでは実際に弾けているのかどうか分かりません。ガイド納富のように大して上手くもない、下手の横好きギタリストが中々上手くならないのは、アンプに繋がないせいだとも言えます。

そんな時、「Smokey Amp」はとても重宝するはず。第一に、大して大きな音が出ません。その音量は、アコースティックギターよりも小さいくらいです。それでいて、きちんとしたエレキギターの音がするので、練習には最適なのです。もちろん、音色は基本的にディストーションがかかっていますが、ギター側のボリュームを絞り込んでやると、哀愁漂う良い感じのサウンドにもなります。色々試してみるのも面白いでしょう。

本格的な機材を持つほどの腕ではない、素人おじさんギタリストには、ギターアンプは場所も取るし、大袈裟だし、ちゃんとした音が出過ぎて恥ずかしいのですが、「Smokey Amp」くらいだと、机の引き出しに入れておけるし、大きな音は出ないし、でもアコースティックギターや電子ピアノとかとセッション出来る程度には音が出るしでちょうど良い感じなのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

何より、タバコの箱をそのまま使っているというのが魅力です。ガイド納富は、今はタバコを吸いませんが、それでもタバコの箱のデザインは好きですし、サイズも絶妙だと思います。

ただ、日本で売っているものには、現在の、やたらと注意書きが大きく印刷された日本製のタバコの箱を使っているものもあり、それはちょっとデザイン的には悲しい。できれば、海外製の箱を使ったものを入手したいものです。

ガイド納富の「Smokey Amp」は、ドラマーのそうる透さんのサイン入り。それだけに、さらに手放せない逸品になっていますが、そんな風に自分なりの使い方ができるのも、紙製でコンパクトなデザインだからこそ。短いケーブルを使って、ギター本体に貼り付ければ、スピーカー付きギターのようにも使えます。マイクを繋いで、ハーモニカなどの音を歪ませるのに使う事もできるのです。

シンプルでチープな出来具合が魅力のアンプだけに、日本で買うとちょっと価格は高めに感じるのですが、モノとしての魅力を考えると、持っていて損のないグッズだと思うのです。一時期、輸入が途絶えていたこともあり、いつまでも売られ続けるのかどうか分かりません。見かけたら買っておきたいグッズの一つだと思っています。

【関連リンク】
・「Smokey Amp」の輸入販売は神田商会が行っています
・神田商会の「Smokey Amp」のページ
・「Smokey Amp」が買えるサイトもあります
・Rockin楽天市場店でも購入出来ます
・こだわりのミニギター、マーティン「バックパッカー」のガイド記事はこちら