好きなデザインのグッズを作る愉しさ
デザインガーデン
http://designgarden.jp/ |
ガイド納富も自分で考えたブックカバーを実際に製作し、気に入ってもらった人にはお分けする形で少量の販売を行っています。もちろん、ビジネスに出来るほどの規模ではないのですが、自分が考えたものを形にするのは、とても愉しい事です。ある意味、自分の理想のブックカバーが作れるのですから、嬉しいのは当たり前ですね。
さらに、それを気に入ってくれる人がいて、お金を出して買ってくれたりすると、その喜びはさらに倍増です。個人的なアイディアから生まれたものが、他の人にも良いと思ってもらえるのは、オリジナルグッズを手にした喜びとはまた違った、何と言うか自分を受け入れてもらったような嬉しさがあります。
ただ、オリジナルグッズの作成は中々大変です。単に自分がデザインした絵柄や写真を使ったTシャツを作るだけでも、1枚から作ってくれるところは少なく、かといって、100枚単位では最初にかかるお金も大きくなるし、最初から販売を考えなければなりません。そういう時に便利なサービスが、「デザインガーデン」です。
オリジナルのTシャツ、タンブラー、ブックカバーなどを1つから作成
作れるアイテムは、どんどん増えている
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デザインガーデンは、富士フィルムが提供しているサービスで、写真や画像ファイルを用意するだけで、ホームページ上で好きにデザインしたTシャツ、ポストカード、タンブラー、マグカップ、ブックカバー、エコバッグ、犬Tシャツを1つから作成出来ます。しかも、1個の価格はTシャツだと1680円~、タンブラーやマグカップは1174円、ブックカバーは1260円、エコバッグは1260円~、犬Tシャツは3192円と、普通に既製品を購入する程度の価格。
作成も、無料のクリエイター会員に登録するだけ。後は画像を用意してホームページ上のツールでデザインするだけです。提供が富士フィルムということから推測出来る通り、要するに色んなものに画像ファイルをプリントしてくれるサービスなのですが、そこは早くからプリントビジネスを手がけていた富士フィルムです。そこで作れるグッズの種類の豊富さ、出来上がりのプリントの質の高さで、立派なオリジナルアイテム作成サービスになっていると思います。
ブックカバーを作ってみる
まずは会員登録から。銀行口座の入力が必要
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サービスの概略を手っ取り早く知ってもらうために、ブックカバーを作る過程を紹介しましょう。まず、会員登録ですが、ここでは住所や氏名の他、銀行口座の登録が必要なので注意して下さい。後で説明しますが、このデザインガーデンは、自分でデザインした商品を販売することが出来ます。その際の売り上げのロイヤリティを振り込んでもらうために、口座の登録が必要なのです。
このような感じでJPEGファイルを用意
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続いて、画像ファイルを用意します。ブックカバーの場合、必要な画像は、2954×2079ドットのJPEGファイルです(色空間はsRGB)。例えば600万画素のデジカメで撮影した画像は、2816×2112ドットなので、それよりほんの少し小さいサイズ。デジカメの写真を少し拡大したり縮小したりすれば作れます。白い部分は何も印刷されないので、ガイド納富は、上の図のように、友人の書家で墨アーティストでもある川尾朋子さんが作成した墨で作った作品と、文字を組み合わせたデザインを作ってみました。出来るのは今のところ文庫サイズのみです。
画像をホームページ上で登録すれば出来上がる
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画像が出来たら、後は、クリエイター会員のIDでログインして、ブックカバーの製作画面に行きます。そこで画像をアップロードして、何個作成したいかを入力、「カートへ入れる」ボタンを押せば出来上がりです(赤線の範囲外は印刷されない可能性があると書かれていますが、実際作ってみたところ、きちんと印刷されていました)。後は購入手続をすれば、10日ほどで商品が届きます。送料は別途必要ですが、個数が少なければメール便が選べるのでかなり安上がりです(ブックカバー4枚程度や、Tシャツ2枚程度なら、メール便でOK)。