カバンのストラップやベルトをモバイル収納グッズに変身させる
urbantool「slyDog」2,100円(税込)
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「hipHolster」と同じ「urbantool」の新作には「slyDog」という単機能のモバイル収納ツールもあります。これがまた、ちょっとしたアイディアが見事に実用に結びついた逸品で、最初にプレスリリースを見た時、「こういうの待ってたんだよなあ」と思わず呟いてしまいました。一言で言えば、「hipHolster」のポケットを一つ独立させたものなのですが、これが、汎用性が高い優れ物なのです。
ベルトやストラップにピッタリと装着できる
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ベルトやカバンのストラップに「slyDog」を通すだけで、そこにモバイル収納ポケットが生まれます。「hipHolster」と同じストレッチ素材で出来ていて、布を引っ張るようにして携帯電話やデジカメを収納すれば、すっぽりとカバーしてくれて、外からはほとんど目立たなくなってしまいます。取り出すのも素早く行えるし、ベルトに着けてもカバンに着けても邪魔にならないどころか、そこにデジカメが入っていることを忘れるくらい、見事にフィットします。ストラップホールも付いていて、独立したケースとしても利用できるようになっているのも汎用性が高くて好きです。写真の黒の他、レッド、モカ、カーキ、クレマティス、Capri(青系)と6色のカラーバリエーションがあります。
ガイド納富の「こだわりチェック」
「hipHolster」が嬉しいのは、ペン挿しが付いていたり、ズボンのポケットを殺さない仕様だったり、どこに何を入れるというのは決められていなかったり、装着の方法さえ、各人の好みに任せられたりしている、そのフレキシブルさと細心さの合わさったデザイン(というか構造)です。ファッションと実用の両方を、どちらも犠牲にせずに作っている感じなのです。そこが、ウェストポーチとボディバッグの両方に抵抗がある半端な世代の大人が使える理由でしょう。
ストレッチ素材でスポーツ専用風にならないように、しかも実用的にデザインするというのは、かなり難しいことだと思うのです。それを「slyDog」もそうですが、ポケットのサイズを必要最小限、ギリギリまで小さくして、あまり大きなものは最初から入らないようにすることで、上手くクリアしています。欧州の携帯電話が比較的小型だからという理由もあるのでしょうが、このような思い切った割り切りも、「urbantool」全体に言える美点だと思います。
このところ「hipHolster」にiPod nano、携帯電話(SH702iD)、デジカメ(Xacti DMX-C6)、万年筆(ラミーサファリ)、財布(JIMIウォレット)を入れたままで生活しているのですが、これが不思議なほど違和感がありません。ほとんど、それらを持っていると感じないままで生活できてしまうのです。良くできてます、これ。
<関連リンク>
・「hipHolster」「slyDog」は、urbantool国内公式サイトで、予約・購入出来ます
・「hipHolster」の詳細はこちらから
・「slyDog」の詳細はこちらから
・urbantoolの輸入販売を行っている(株)アクシーズクインのサイト