浅草の観光・旅行/浅草の観光スポット

浅草に新スポット誕生 『アミューズ ミュージアム』(3ページ目)

沢山の観光客が訪れる東京・浅草。その中心ともいえる浅草寺の隣に、日本文化を新しい切り口で楽しむ施設『アミューズ ミュージアム』がオープンしました。芸能プロダクションのグループ会社が作ったミュージアム、その内容は……?

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

幻の浮世絵コレクションも映像で登場

一方、6階には『浮世絵シアター』が。ここでは、ボストン美術館に収蔵されている6500枚もの膨大な浮世絵版画のコレクション『スポルディング・コレクション』を、超細密デジタル映像に収め公開しています。スポルディング・コレクションは繊細な浮世絵を保護するため、現在まで90年近く公開されることなく保存されてきました。その幻ともいえるコレクションを3年がかりでデジタル化。満を持しての公開となります。
青森で2ヶ月半、着付け・日本舞踊・茶道・手踊り・機織りの研修を積んだ『チーム織り姫』。ミュージアム内の身近な存在です

青森で2ヶ月半、着付け・日本舞踊・茶道・手踊り・機織りの研修を積んだ『チーム織り姫』。ミュージアム内の身近な存在です

ミュージアムショップでは現代作家による裂き織りの一点物なども販売

ミュージアムショップでは現代作家による裂き織りの一点物なども販売

この他にも、ミュージアム内には浮世絵をモチーフにしたバー『ギャラリー・バー・カフェ・サンク』や、浅草寺境内が一望できるテラス付きのバー『バー・シス』。ミュージアムショップ、カフェ、屋上には東京スカイツリーもよく見える『浅草展望デッキ』がオープン。またアミューズミュージアムのパフォーマーとして『チーム織り姫』が結成され、和装のかわいらしい6人の女性達が、館内で機織りの実演や津軽手踊りを披露。さらには展示作品の紹介などもしてくれます。

古き良き日本の「美」を新鮮な見せ方で公開し、またエンターテイメント企業の施設らしい楽しさも備わっているアミューズ ミュージアム。浅草に新しいスポットが誕生です。

<DATA>
アミューズ ミュージアム
住所: 東京都台東区浅草2-34-3
TEL:03-5806-1181
入場料:一般1000円、大高生800円、中小生500円、未就学児童無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名までは500円。
※企画展によって別料金の場合も
営業時間:展示室・浅草展望デッキ/10:00~18:00
カフェ 9:00~21:00/バー 18:00~深夜
休館日:特別展開催中を含め、年中無休(展示替のため一部休室あり)
アクセス:東京メトロ銀座線『浅草』駅より徒歩5分

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