デザインのテーマはシャープ&ダイナミック!

デザインに“シャープ”さと“ダイナミック”という2つの要素が加わった
円をモチーフとした、キュートなデザインが日本でも人気のニュービートル。初導入が99年ですから、もう登場から6年も経つんですね。そんなニュービートルが今年、初のデザインを変更をしました。

新デザインのテーマは今までのキュートさに“シャープ”さと“ダイナミック”という2つの要素を加えること。フェンダーのホイールアーチラインを大胆に強調、バンパーも変わりワイド感を強調しています。またライト形状も変更され、ヘッドライトは大径の楕円形に、テールランプは赤い丸型ランプの中に白い丸型ランプを組み合わせたデザインとし、視覚的な印象を変えています。

ただ今回ここで取り上げたのは、そんなデザイン変更だけではなかったから。発表された資料では、あくまでもデザイン変更のみということだったのですが、ドライブしてみると、乗り心地が全然違う!とにかく“しなやか”という言葉がピッタリくるような柔らかい乗り心地になっていてビックリ。日本のスタッフにも確認したのですが、ドイツからは詳細は何も伝えられていないとのこと。輸入車は年を重ねるごとにパーツの調達先を変えるなど、本当に細かい変更を繰り返し熟成を重ねるのは恒例。このニュービートルも例外ではないのですが、あまりにもフラット感のある気持ちの良い乗り心地に変わっていたので、ついついみなさんにお伝えしたくなってしまいました。

こんな乗り心地ならば、ステアリング脇に用意された標準装備の一輪挿しに花を飾るのもよりサマになるよな、という感じ。今回の変更ではインテリアのデザインも変更されているため、柔らかな乗り心地と相まってグッと上質になった感も受けました。

メリットとデメリット

ステアリング脇に用意された標準装備の一輪挿しに花を飾るのも、よりサマになる
「これで、前後方向の見切りがもう少し良ければ、もっと日本でもウケるのに」なんて思ったりも。そうニュービートルはデザイン優先のクルマなため、見切りがあまり良くないんですよね。サイズ的にもさほど大きくないし、このデザインなのでよく女性から「ニュービートルに乗りたいんですが」という相談を受けるのですが、そんな時は駐車場の様子などをまず確認しちゃいますね。

取り回しなんて、慣れてしまえばぜんぜん問題ないし、もともと小回り性は悪く無いクルマなので、自分自身でどこで納得できるか?がポイント。見切り(扱いやすさ)というのは身長によっても変わってくる微妙な部分ですので、ぜひご自身で取り回し性は確認してみてください。

最後になりましたが、今回300km強走って(高速、市街地、渋滞など色々)燃費はリッター8.1kmでした。輸入車としては、なかなか良い数値だと思います。

ところで新しくなったニュービトル、セダン、カブリオレ共にLZ以外は据え置き価格。また新グレード“ニュービートル LZ”は、レザーインテリアとスライディングルーフを標準装備とした仕様で、先代の同装備の価格より15,750円引き下げた2,898,000円、“ニュービートル カブリオレ LZ”は、先代のニュービートル カブリオレ プラスと同装備でありながら10,500円引き下げた3,496,500円になっているのも、嬉しい部分です。

車両本体価格(消費税込み)
New Beetle EZ 1.6L、4速AT、右ハンドル    2,299,500
New Beetle  2.0L、4速AT、右ハンドル    2,598,750
New Beetle LZ 2.0L、4速AT、右ハンドル 2,898,000 
New Beetle Cabriolet   2.0L、6速ATティプトロ、右ハンドル3,139,500
New Beetle Cabriolet LZ 2.0L、6速ATティプトロ、右ハンドル3,496,500
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