なんとイタリア警察が、ランボルギーニ・ガヤルドをパトロールカーに採用してしまった!
お馴染みイタリアのパトロールカー用カラーに塗装され、ルーフにはしっかりサイレンと点滅灯を備えている。
これはランボルギーニ社よりイタリア警察に寄贈されたもの。交通警察(Polizia Stradale)が、Salerno-Reggio Calabria間のハイウェイにおいて使用し、緊急時に出勤するらしい。ガヤルドパトカーをドライブするのは、すでに同ハイウェイで任務に就いている、特殊な訓練を受けた警察官だ。
ガヤルドパトカーは、救急活動にも使用されるという。車内には、心電図を取り、動脈圧と血
中酸素・二酸化炭素量を自動測定することもできる特別な心房細動除去器を備え、血漿や移植用の臓器輸送にも使われる予定だ。
また、医療機器を備えているだけでなく、事故状況、火災、その他の災害状況などといった緊急事態に関する情報や画像を受発信する先進機器も満載した。
ガヤルドパトカーの主な装備内容は、GSM小型電話付き衛星ナビゲーションシステム、交通違反を記録してリアルタイムで画像を送付できるProvidaシステム、警察データベースに直接接続する機能、ナンバープレート検索の「Autodetector」システム、VHF警察無線など。
ヤンチャでF1ドライバー気取りのイタリアン走り屋も、5リッター500hpV10エンジンを搭載した全天候型フルタイム4WDスーパーカーが相手とあっては、もはやアウトストラーダを死ぬきで突っ走って“国外逃亡”するしかあるまい。いや、その前に追いつかれるか・・・。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。