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ロンドンに移ると、縦横に飛行機が飛びまわる空の下では・・・ |
周辺の交通整理もしないで、突然映画の撮影が始まったり、 |
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レコード・ショップの中でいきなりライブが始まったりと、いかにもサブカルチャーを生んできた都市らしい活気を感じさせます。 |
ブリティッシュ・ロックで感情教育を受けてきたともいえる私にとって、ロンドンという街は、イメージの中では、デヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』のアートワークみ
たいに、ブリキのゴミ箱が転がっていてネズミでも這っているような汚い感じ、 あるいはパンク的に殺伐とした雰囲気がイメージとしてあるのですが、 |
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実際に訪 れてみると、かなり小奇麗な雰囲気であるのに、来るたびに驚かされます。 アンティークで箱庭的な感じで、パリよりも全然綺麗です(美観はパリの方があり
ますが、道路や壁は汚い)。
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しかし考えてみると、古い遺産の中から革新的なものを生み出す(箱庭的な)パッケージングの上手さに関しては、ビートルズからブラーにいたるまで、イギリス人
の右に出るものはないわけで、しかしそういった箱庭的なものを求める精神性には やはり、乾きに対する癒しみたいなものも感じられ、この国の人の屈折した精神性みたいなものも、すごく面白く感じられるのです。 |
右の写真は90年代のもっとも有名な、オアシスの「あさやけのえいこう」アルバム・ジャケットの場所。レコード・ショップとあやしい雑貨屋の並ぶ路地。
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ちなみに、今回、3カ国廻ったなかでは、ロンドンの女の子たちの着こなしが一番面白かったです。どこのブランドの服、というわけではないのですが、古着などをミックスして自分のスタイルを作っている女性が多かった。
そこで参考になった事も結構あるので、また紹介してゆきたいと思います。
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