テーラードジャケットを主役に据えてコントラスト
■Ralph Lauren(ラルフ ローレン)Ralph Lauren | 2010-11秋冬NYコレクション |
「フェミニン×マスキュリン」の着こなしを徹底マスターしたい今シーズンのお手本ルック。トレンド筆頭格のテーラードジャケットを主役に据えつつ、揺らめくシルクジョーゼットのドレスやスカートといった真逆アイテムを重ねて、マニッシュとエレガンスを融け合わせている。伝統的なテーラリングを感じさせるクラシック顔ジャケットや、英国紳士が好んだチェスターフィールドコートのような新顔アイテムもヒットの予感。
■Jason Wu(ジェイソン ウー)
Jason Wu | 2010-11秋冬NYコレクション |
復活の兆しが見えるシルエットが箱型のボックスライン。オフショルダーのボックス型シルエットのジャケットがモードシーンに戻ってきた。一見野暮ったいようなニットに、フェザー素材のスカートや、グリッターなスカートなど、エレガントなアイテムで合わせて、コントラストを際立たせている。昔懐かしいシャギー感ある素材や、英国調のチェック柄などのレトロでマスキュリンを感じさせるのが今シーズンの気分を映す。
■DIANE von FURSTENBERG(ダイアン フォン ファステンバーグ)
DIANE von FURSTENBERG | 2010-11秋冬NYコレクション |
マスキュリンなアイテムを、フェミニンに着こなす流れを象徴するアイコン的アイテムがダブルブレストのジャケットだ。シングルジャケットに比べ、重厚なイメージはあるが、ゆったりとしたフォルムがロマンチックでもある。花弁モチーフやフェミニン系スカートとの相性も意外によく、お嬢様ムードに仕上げやすい。男前のダブルジャケットをロングカーデのようにリラックス顔で着こなしたい。
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