セレブもデザイナーもエコファッション好き(2ページ目)

ヒッピー＆グラマラス時代を経験
～オーガニック バイ・ジョン・パトリック～

Organic by John Patrick 2008-09年秋冬NYコレクションより

オーガニック素材を使ってもエコっぽく見えない「エコ・モード」な服 がNYでは話題になっています。その中でもひときわ注目を浴びているブランドが、「Organic by John Patrick（オーガニック バイ・ジョン・パトリック）」。すべてのアイテムにオーガニックコットンやウールを使い、流通面ではフェアトレードを採り入れています。

「オーガニック」とは、農薬や化学肥料を使用せず、栽培・生産された植物を原料としたもので、「フェアトレード」とは、発展途上国の人々に働く機会を提供し、適正な労働賃金を払って商品を取り引きすることです。




デザイナーのジョン・パトリック氏は幼い頃はヒッピー文化に囲まれて育ち、自然と共に暮らしていたそうです。思春期にはマンハッタンの住人となり、アンディー・ウォーホルも常連だったディスコ「スタジオ54」に通い詰め、夜遊びにはまっていたとか。その後、デザイナーとして活躍し、経済的にも成功。きらびやかな生活を送っていましたが、南米ペルーで有機栽培のオーガニック・コットンを生産する農場に出会ってから、価値観が一変。派手な生活を過去のものとし、ブランド「オーガニック バイ・ジョン・パトリック」を立ち上げるに至りました。




オーガニックを前面にあえて押し出さず、モダンでファッショナブルなコレクションを披露しています。パトリック氏のライフスタイルそのものが自然回帰し、その生き様がファッションに映し出されているのです。


【オーガニック バイ・ジョン・パトリック商品 問い合わせ先】
フェリーラインターナショナル
電話　：03-5468-2717


次のページでは、高島屋で発売中の、「フェアトレードTシャツ」を披露！