もはやモードの定番「ボリューム」ルック
フォルムを楽しむ!ボリュームアイテムがさらに進化■mercibeaucoup,(メルシーボークー、)
デザイナー 宇津木えり(うつぎ・えり)
テーマは「星」。「星は何でも知っている」という意味を込めて、アイテムのどこかに☆モチーフがあしらわれたポップなコレクションを披露。柄on柄のコーディネートに定評があるブランドだけに、カレードスコープ(万華鏡)を思わせる柄のトップスに、ストライプ柄のボトムという意外性のある柄合わせを提案。丸みのあるミニボトムが女性らしさを際立たせる。海外のバイヤーからは東コレで「買いたい」という声が多かったブランドの1つです。 | 先シーズンにメガヒットしたミニワンピースに続き、このところ注目されているのが「ジャンパースカート」や「コンビネゾン」タイプです。子供が着ているような少女っぽさがカワイイ。ワンピと違って、吊りタイプなので、トップスと重ねて着るレイヤードスタイルも楽しめます。一見、10~20代向けのキュートでポップなデザインに見えますが、今や年齢に関係なくオシャレを楽しむ時代。大人の女性もぜひ挑戦してほしいブランド! |
■RITSUKO SHIRAHAMA(リツコシラハマ)
デザイナー 白浜利司子(しらはま・りつこ)
テーマは「ラブプラネット」。地球環境問題を明るいアプローチで表現したコレクション。二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの削減を目指す提案書「京都議定書」の条文を6カ国語に訳してプリントしたアイテムが登場しました。ふんわりと体を包むコートはワンピースライクに着るのが最旬! | 花束を胸に抱いたようなプリントが元気をプレゼントしてくれそうなエッグシルエットのワンピース。自然の価値を感じさせるキレイな色使い。今シーズンはボリュームシルエットもこのようにスポーティーでハッピーな雰囲気で着るのがいいかも。ボリュームが生む丸みが女性をさらに美しく魅せるのです。いやらしくないソフトなセクシーが香る新フェミニン。 |
ロング&リーンで新ビューティー
長くて細いシルエットで新レイヤードスタイル!■THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)
デザイナー 武内昭(たけうち・あきら)
中西妙佳(なかにし・たゆか)
テーマは「ハネムーン」。愛や幸福感をもっと大切にしたいという想いが表れたコレクション。全身で「寿」モードの紅白ミニドレス。レッドカーペットのような鮮烈な赤がインパクトを放ちます。襟元や袖はクラシックな仕立て。全体的にナローシルエットで仕上げ、ウエストに細ベルトでマークするのが今シーズンの上手ワザ! | ニットで提案するロング&リーンシルエット。上品に体のラインを出してくれるニットの魅力を存分に発揮したスタイル。クロッシェ編みのニットワンピの中に、さらにミニワンピをインして程良く透かす上品セクシー。その上に長めのニットカーデを重ねてさらに細く長く。重ね着しても細長く魅せるのがポイント。ウエストの細ベルトでさらに細さを強調して! |
■LyricisM(リリシズム)
クリエイティブディレクター 佐々木真由美(ささき・まゆみ)
テーマは1975年のオーストラリア映画「ピクニック・アット・ハンギングロック」。ピクニックに出掛けた女の子たちが行方不明になってしまうストーリーです。土色に近い赤やカーキといったナチュラルカラーが牧歌的なピクニックスタイルを演出。ペンシルライクなコンビネゾンはアップカミングなアイテム。裾をロールアップして、足首で細さを強調するボーイッシュ&フェミニンがイン。 | ノスタルジックで幻想的なプリントが目を引くワンピース。膝下丈の具合がレトロな印象を醸し出す。少女の愛らしさと、大人のセクシーの狭間で揺れ動くビューティーを、女性の永遠のアイテム「ワンピース」で表現しています。胸元は大人っぽく、ふんわり広がった袖口はコケットというアンバランス感が女性の内面を映し出すかのよう。 |
次のページでは、大人カワイイ服とフューチャーテイストな服をお見せします!