VOGUE NIPPON Women of the Year 2006
ヴォーグ ニッポン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー
写真左から、杏さん、松井冬子さん、長澤まさみさん、中谷美紀さん、森英恵さん、松雪泰子さん、沢尻エリカさん、ほしのあきさん、菊地凛子さん |
ファッショニスタなら誰もが参考にし、世界で最も影響のあるファッション誌と言われている「VOGUE」。米国版の編集長は、あの話題の映画「プラダを着た悪魔」に登場する鬼編集長のモデルと噂されていたアナ・ウインター氏です!その日本版が「VOGUE NIPPON(ヴォーグ ニッポン)」です。
「VOGUE NIPPON」が発表したのが、「ヴォーグな女性」を選ぶ「VOGUE NIPPON Women of the Year 2006」。
この賞は、2006年に様々な分野で圧倒的な活躍を見せ、スタイル・生き方・美においてVOGUE読者をインスパイアした女性に贈られるものです。第1回の2005年に続いて今年で2回目。今回は14人の女性が選ばれました。
今回の授賞記者会見に姿を見せた10人のファッションをチェック!着こなしシリーズ別でガイドが選んだベスト5を公開します!これからのクリスマスシーズンのファッションとしても参考にしてみてください。
【CONTENTS】
ベストルック5
最大限に女の子を活かした“男目線”な服
ふんわりシルエットに女の子らしいポップな色使いのワンピースや、永遠のアイドルが着ているようなキラキラミニスカートなど、“男目線”を考えた服で女性を最大限にアピール。長澤まさみさん ふんわりシルエット。ポップで鮮やかな色使いでも、カシュクールのワンピースだと子供っぽくならない。キャミソールタイプと違って上品に見えます。コサージュを胸元ではなく、ウエストに付けているのがポイント。 | ほしのあきさん ふわっとAラインのスカートを、さらに際立たせるために、ピンクのペチコートを重ねて。スカートのウエストの部分と、チューブトップのバストの上が白だから、キラキラスパンコールが少しスポーツテイストに変身、健康的なセクシーさをアピール。自慢のバストも強調できて一石二鳥! |
ベストルック4
パーソナリティーを思いっきり主張
さすがに芸能人だけあって、その人自身のパーソナリティーを押し出したファッションが目に付きました。自分に自信がある人は人に流されない。自分が着たいから着る。そんな着こなしを圧倒的に魅せつけてくれました。どちらも世界で通用するオーラを持っている女優だからこそサマになるファッションでしょう。菊地凛子さん ブラッド・ピットと共演した映画「バベル」で一躍世界的な注目を浴びています。この冬大人気のトレンチコートのようなシルエットの「シャネル」のブラックドレス。袖と裾のチュールのフリル部分と、襟やボディーのカッチリした部分のメリハリが個性的。 | 桃井かおりさん 女王の風格です。ブラックドレスはしっくり馴染んでいます。胸元にジュエルがあしらわれているので、胸周りにアクセサリーはナシ。背中に大きな羽のようなモチーフがあっても、服に負けないオーラ。まるで蝶々のように羽ばたきそうな美しさです。 |
ベストルック3
トレンド満載、ファッショニスタの着こなし
今シーズンや次シーズンのトレンドを上手に自己流に取り入れているのが上級ファッションニスタ。ボリュームルック、バルーンシルエット、マイクロミニ、フューチャー系といったトレンドをさらりと自分のものにした着こなしには感心させられます。沢尻エリカさん カシュクールのふんわりブラウスは大胆な花柄が美しい。東京から世界に飛躍する「ドレスキャンプ」のもの。バルーン調のミニスカートとの合わせがキュート。マストハヴのアンクルブーツで合わせるところも◎。頭に付けたビッグフラワーは帽子のようにも見えます。 | 杏さん 「アナ スイ」のワンピース。ドレスコートのようなシルエット。周りにあしらわれたラッフルのフリルは立体的で、高貴なたたずまいはまるでマリー・アントワネットの世界。2007年春夏トレンドの一つであるフューチャー系の光る素材を取り入れているところもさすが世界のトップモデル! |
パーティーシーズンにふさわしい着こなしはまだまだ続きます。次のページでは、ベスト2ルックを発表!