アンディ・ウォーホールのミューズとなり、ボブ・ディランが曲を捧げ、1960年代という偉大な時代を魅了し、28歳という若さでこの世を去った伝説の女性―イーディ・セジウィック


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1960年代、アンディ・ウォーホールはNYに、工場で大量生産するかのように作品を制作するイメージから“ファクトリー”と呼ばれるスタジオを構え、ポップ・アートの旗手としてカルチャー・シーンに旋風を巻き起こしていました。アーティスト、ミュージシャン、詩人、俳優たちの活気と才能で溢れるサロンのようなこのスタジオ“ファクトリー”で、後世にも多大な影響を与える傑作「200個のキャンベル・スープ缶」などのシリーズや、「マリリン・モンロー」などの作品を生み出していきます。ウォーホールは芸術と大衆文化の壁を見事に取り払い、ポップ・アート旋風の革命児となったのです。

そんなある日、ウォーホールは、人だかりの中心にいた一人のずば抜けて魅力的な女の子に魅了されます。その女性とは、サンタバーバラの由緒ある名家セジウィック家の令嬢、イーディ・セジウィック。大きな瞳に印象的なアイメイクを施し、大きなイヤリングを揺らしながら、痩せた身体で自由気ままに振る舞うイーディは、たちまちウォーホールと“ファクトリー”を虜にしていきます。

その後、その美貌と圧倒的な存在感で瞬く間にメディアの注目を集めるようになったイーディ。ヴォーグ誌は、アメリカのポップ・カルチャー革命の中心的存在となったイーディを、“ユース・クエイカー”(若者文化が起こした揺さぶり)と呼び、イーディは偉大な時代のミューズに君臨していくのです。

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しかし、そんな折、ウォーホールとカウンター・カルチャー・シーンを2分する勢いのロック・スター、ボブ・ディランとの出逢いによって、イーディはボブ・ディランとの恋に落ちます。そのことから、イーディとポップ・アーティスト、ウォーホールとの間に軋轢が生じ始め、イーディの運命が急展開していくことに。そして、71年、若干28歳という若さでこの世を去ることになるのでした。

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名家の令嬢からポップ・カルチャーのアイコンとなり、時代の光と影を体現しながら、花火のごとく輝き消えていった伝説のミューズ、イーディ・セジウィック。

シフト・ドレス(細身のシルエットのドレス)、スリンキーのトップス、レオタード、黒のタイツ、ハイヒール、大きくぶら下がるイヤリング、ブロンドのピクシー・カット、大きな目を更に際立たせる独特のアイメイクなど、そのイーディのスタイルすべてが現在もなおファッション、カルチャーの遺産として残されています。

【CONTENTS】
Page2:イーディの衣装スナップ パート1
Page3:イーディの衣装スナップ パート2


次のページでは、映画「ファクトリー・ガール」のイーディをイメージして作られたDEUXIEME CLASSEオリジナルアイテムを着用したスタッフたちのスナップをご紹介します!