アンディ・ウォーホールのミューズとなり、ボブ・ディランが曲を捧げ、1960年代という偉大な時代を魅了し、28歳という若さでこの世を去った伝説の女性―イーディ・セジウィック
そんなある日、ウォーホールは、人だかりの中心にいた一人のずば抜けて魅力的な女の子に魅了されます。その女性とは、サンタバーバラの由緒ある名家セジウィック家の令嬢、イーディ・セジウィック。大きな瞳に印象的なアイメイクを施し、大きなイヤリングを揺らしながら、痩せた身体で自由気ままに振る舞うイーディは、たちまちウォーホールと“ファクトリー”を虜にしていきます。
その後、その美貌と圧倒的な存在感で瞬く間にメディアの注目を集めるようになったイーディ。ヴォーグ誌は、アメリカのポップ・カルチャー革命の中心的存在となったイーディを、“ユース・クエイカー”(若者文化が起こした揺さぶり)と呼び、イーディは偉大な時代のミューズに君臨していくのです。
シフト・ドレス(細身のシルエットのドレス)、スリンキーのトップス、レオタード、黒のタイツ、ハイヒール、大きくぶら下がるイヤリング、ブロンドのピクシー・カット、大きな目を更に際立たせる独特のアイメイクなど、そのイーディのスタイルすべてが現在もなおファッション、カルチャーの遺産として残されています。
【CONTENTS】
Page2:イーディの衣装スナップ パート1
Page3:イーディの衣装スナップ パート2
次のページでは、映画「ファクトリー・ガール」のイーディをイメージして作られたDEUXIEME CLASSEオリジナルアイテムを着用したスタッフたちのスナップをご紹介します!