ケイト・ハドソンVSペネロペ・クロス！

ニコール・キッドマン、マリオン・コティヤール、ファーギーなど、豪華セレブ共演のミュージカル「ナイン」（3月19日ロードショー）から、ファッションチェックです。特に、ファッションが弾けていたのは、ケイト・ハドソンとペネロペ・クルス。みなさんは、どちらのファッションがお好きでしょうか。早速、チェックしてみて！


「ナイン」は、天才映画監督グイド・コンティーニ（ダニエル・デイ＝ルイス）を愛する女性達と、グイドの弱さと成長を描いたミュージカル映画。グイドの妻ルイザ役に、マリオン・コティヤール。美しく貞淑な妻のイメージで、シックなリトルブラックドレス姿が目に焼きつきます。とてもシンプルなので、すぐに真似できますよ。大粒ダイヤのネックレスで、すべてを語るような芯の強さと聡明さ。やり過ぎ感がなく、とても上品です。後半シーンでは豹変するのですが…！ぜひ、スクリーンでチェックしてみてくださいね。


そして、グイドのミューズとして、女優クラウディアを演じているニコール・キッドマン。シャンパンゴールドのロングドレス姿と、ゴージャスファー。独特のプラチナ感で、いつもどおりの存在感を放っています。美しさの背後に隠された物悲しさや孤独感を見事に演じています。


ファッションマガジン「ヴォーグ」誌の記者という役を演じたケイト・ハドソン。温かみのあるアイボリーホワイトのコート＆ミニスカート、リボンタイのシフォンブラウスに、編みタイツ＆ニーハイブーツ。シンプルスタイルのマリオンやニコールに比べると、ケイトは、少しやり過ぎな感じです。「自意識過剰」がファッションテーマのようですね。しかし、エネルギッシュで若々しく、とてもイキイキしています。劇中、それほど出番は多くないのですが、ケイト・ハドソンの良いところが全部見られると言ってもいいぐらい、魅力たっぷりです。


ケイトは、さらに、ハジけてくれます！歌とダンスのシーンでは、スパークリングシルバーなファッションで、ミラーボールさながらにクルクル踊りまくり、母、ゴールデン・ホーンのパッションを受け継いでいることは一目瞭然！「いいなぁ、私も、あんなふうにハジけてみたい！」と思うはず。セクシーダイナマイトなダンスシーンは圧巻です。

ところで、今季は、ケイトが着ているような「フリンジ」も、「グリッターシルバー」も、大人気ですよ。「フリンジ」は、トップスやボトムだけじゃなく、イヤリングやネックレスなどのアクセサリーのデザインとしても多数登場しています。みなさんも、フリンジをゆらゆらさせて、弾けてください！


ペネロペのファッションは数パターン展開されますが、グイドの愛人役ということもあって、基本的にラブラブオーラをフツフツと感じさせるスタイリングです。勘違いの一歩手前だけど、とても愛らしくて憎めない。ボディラインを意識させる真っ赤なドレスとファーケープ。しかも、わざと胸元強調の着こなし。気合いが入り過ぎていて、そこがまた可愛い感じなのです。


ペネロペは、物凄くアクロバティックなスタントをこなし、超一流ダンサーと化していました。しかも、どこまでもエロい！こんなにセクシーでどうしましょう…。みなさんも、たっぷり魅了されてください。

ところで、このようなランジェリー風ファッションは、今季トレンドのひとつ。甘すぎないコーディネートをしてみましょう。意外にも、リアルクローズとして、明日から活用できます。ビスチェ風ドレスや、レーシィなランジェリー風トップスには、辛口のトレンチコートやジャケットを合わせると、イイ女ファッションの出来上がり。ボトムをデニムにすれば、エレガントカジュアルなセレブ風スタイルに近づきます。

娼婦役を演じたファーギーも素晴らしかったのですが、ファッションが面白かったのは、圧倒的にケイト・ハドソンとペネロペ・クルスでした！みなさんは、どちらのファッションがお好きですか？

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【取材協力】
角川エンタテインメント、松竹
■『ナイン』
2010年3月19日（金）より、丸の内ピカデリー、梅田ピカデリーほか全国ロードショー
http://nine-9.jp/