「セックス・アンド・ザ・シティ」特集１(2ページ目)

オークションからコレクション・ショーまで。ＮＹの主要イベント会場に4人の姿アリ！

クリスティーズで開かれているオークションへ颯爽と乗り込む4人組。会場でも目立ちまくりのカラフルパターンドレスで勝負です。シャーロットのドレスは、Salvatore Ferragamo。ベルトはヴィンテージ。シューズは、Chirstian Louboutainです。ロマンティックな花柄がシャーロットらしいですね。キャリーのド派手なレッドフラワードレスは、ヴィンテージ。シューズは、お約束のManolo　Blahnik。ミランダのドレスが一番カッコイイですね。これは、Maggie Londonのもの。ベルトはヴィンテージ。シューズは、Gucci。ベルトとマッチングされたゴールドバッグは、Alexander McQueenです。


映画「セックス・アンド・ザ・シティ」には、有名ブランドのゴージャスアイテムがたっぷり登場します。キャリーだけでも80着以上（！）ほかの3人は、それぞれ40着以上で、総計320着以上の衣装が使われています。ソニア・リリキエル、サルヴァトーレ・フェラガモ、シャネル、クリスチャン・ディオール、ドルチェ＆ガッバーナ、ニナ・リッチ、ダナ・キャラン、イヴ・サン・ローラン、アレキサンダー・マックイーン・・・書ききれません！とにかくもう、例えば、ファッション誌を100冊集めたような、ゴージャスな内容になっています。ぜひ、スクリーンでチェックしてみてくださいね！


恒例のNYファッションウィークに突入し、コレクション・ショーに駆けつけた4人は、サマンサのコネで、フロントロウに構えます。このショーは、2008Spring＆Summerの作品をはじめ、ヴィヴィアン・ウェストウッドの様々なシーズンから、とっておきのアイテムをセレクトして構成されました。とにかく、全編に渡り丸ごとファッション・ショーのような贅沢な映画です！

さて、お待ちかね。4人のファッションチェック！シャーロットは、全身ブラックのエレガントなコーディネートです。ブラックこそ上質感が問われますね。ドレスは、Gianfranco Ferre。ブラックブーツは、Prada。トップは、Valentinoで、胸にキラリと華やかに光るブローチは、Chanel。バッグは、Fendiのものです。

キャリーは、スゴイことになっていますね。白鳥のようなボリュームたっぷりのドレスは、Dolce＆Gabbana。上にはおっているファーは、Lucien Pellat-Finet。バッグはヴィンテージで、写真にうつっていないのが残念ですが、Sigerson Morrisonのホワイトブーティをはいています。（キャリーは、大晦日の雪の夜、ミランダの家に駆けつけるときにも、このブーティをはいています。次回の記事（特集2）でご紹介しますね。）

サマンサのゴージャスファーコートは、Furs by PK。グラグは、Sonia Rykiel。サマンサは、とにかくゴージャスセクシーなスタイリング。あまりにも素晴らしいファーを着ているので、この後、NYの動物保護団体から嫌がらせを受けて、ファーコートが台無しになりますが、太っ腹のサマンサはハプニングをイベントのひとつとして笑い飛ばします。「ああッ！私の大切なコートが！なんてことをしてくれるのッ！」とならないところが、とてもステキです。

ところで、実際には、ファー素材は少なくなり、ブランド側も神経質になっていますし、セレブ側のスタイリスト達も大変慎重になりました。ファーの部分使いデザインはOKでも、全面ファーといったデザインは減っていく傾向にあります。

さて、もとに戻って、最期は、ミランダ。ブラックコートは、J.Mendelのもの。ドレスは、Prada。バッグは、Bulgariです。弁護士らしく、スタイリッシュで知的なコーディネート。ミランダのようにカッコ良くブラックを着ているニューヨーカーがいたら、その女性は弁護士かもしれません。ともかく、黒を美しく知的に着こなせるようになってはじめて“一人前の成功者”の風格が漂います。

キャリー、シャーロット、ミランダ、サマンサ････あなたのファッションミューズは誰ですか？それぞれにステキな4人のファッションをぜひ参考にしてみてくださいネ！

次は、いよいよ、キャリー＆ビッグに迫ります。