1ドル86円台!
この1~2か月、お客様から外貨のご相談が増えています。外貨預金と言えば、以前は高金利で比較的始めやすいので人気でした。ところが今は、金利が高いのは豪ドルくらい。米ドルは1年ものの定期でも、0.1%台から0.2%台。証券会社の米ドルMMFでも0.2%台です。7月30日は、8か月ぶりに円が1ドル86円台まで上昇しました。円高と言えばドル預金を始めるチャンスだったのですが、日本円の金利と変わらない今は、円高になってもそれほどうれしくありません。それどころか、1ドル110円とか、100円でドルを買っている人は、「本当にがっかりです・・・」と浮かない表情です。
米ドルがそのまま使える銀行
米ドル建ての商品を持っていたとしても、多くの金融機関では、米ドルをそのまま引き出せず、海外旅行に行くときも、一度円に替えて下ろさなくてはいけません。でも、中には米ドルがそのまま使える銀行もあります。ソニー銀行は、円とドルでお買い物が出来るクレジットカードとキャッシュカードがあります。
シティバンクは、さすがアメリカの銀行。米ドルの使い方はいろいろ選べます。支店の窓口で米ドルの現金を引き出したり、アメリカのATMで米ドルを引き出したり。手数料1%(通常は2%)でトラベラーズチェックを作ることも。米ドル建ての投資信託を買う事もできます。
米ドルで住宅ローンを減らせる銀行
東京スター銀行は、他行からの外貨送金で5000円のキャッシュバックがあります。外貨の送金手数料(振込手数料のようなもの)が4000円くらいですから、助かります。もし、スター銀行で預金連動型住宅ローンがあれば、残高分が住宅ローンの金利0になりますので、他行の外貨をあつめたいところです。米ドルを他の外貨に出来る銀行
新生銀行の外貨定期預金パワーサポートプラスは、満期前に他の通貨が円安になっていたら、他の通貨に変更し受け取ることができます。また、仕組み預金パワード定期外貨型は、米ドルで預入をして、満期時の受取が指定した、他の外貨になることもありますが、金利が高いのが魅力です。(米ドル/豪ドル1年もの4.69%)次は、お客様に一番評判がよかった、1ドル30円になっても大丈夫(?)ドル建て商品!