家の時間を充実させる北欧テイスト
北欧諸国の人々は、家での時間をとても大切に考えています。長い冬はすぐ日が暮れるし、外は雪だし寒いから、家を快適に整えるのは当然の流れ。昨年スウェーデンに取材に行ったときには、老若男女問わず、おうちづくりがとても好きなんだな、という印象を受けました。ラインナップは、インテリア雑貨やオブジェ、木の道具や器、ヴィンテージ家具、テキスタイルなど、かなり幅広い。オーナーの須長檀さんのデザインした家具もありました
さて軽井沢のNATURは、そんな北欧暮らしの長かったオーナー夫妻のお店ゆえ、店内には「こんなアイテムがウチにあったら素敵だろうな」と思えるものばかり。それがあることで雰囲気がぐっと良くなったり、作り手の思いが感じられたりして、日々の暮らしをよりいっそう楽しめるアイテムを紹介したい、というこだわりが感じられます。
左:ヴィンテージもののチェアと、オーナーの須長檀さんがデザインしたハンガーの、モダンでクールなコーディネート。右下:いずれも須長さんのデザイン。スウェーデン王室御用達のガラスメーカーRejimyreのkikklグラスタンブラー(2個入り5040円)と、SWEDEN版 ELLE decor誌の選ぶ2010年度最優秀家具賞に選ばれたNEWTONテーブル(18万9000円)
ヴィンテージのチェアなどは、家具デザイナーとしての専門知識を持つ須長さんのお眼鏡に適ったコンディションの良いものですから、信頼度については言うことがありません。なお、年に3回はスウェーデンで仕入れをされるそうです。
次のページからは、家具に手を出す心構えはできていないけど、でも小さなアイテムから北欧インテリアを始めてみたい、という人にオススメの小物をご紹介しましょう。