資産運用

中長期投資VS短期投資。儲かる投資法はどっち?

株を買ってはみたけれど、いつ売ったらいいのか悩む人も多いことでしょう。株が上がるか下がるかわからないのですから、「利益があるうちに売ろうか」それとも「まだまだ上がりそうだから売らないでおこうか」と悩むのも当然です。短期投資と中長期投資のどちらが儲かる投資法なのでしょうか?チャートを使って、具体的に考えてみます。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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「株を買ってはみたけれど、売るタイミングはいつなの?」

株式投資を始めるにあたって、どのくらいの頻度で株を売買するのかを考えていない人が多いかもしれません。もちろん、株を買ってみなければ、売買する頻度はわからないでしょう。

しかし、「せっかく儲かっていたのに損失になってしまった」という事態は誰にでも起こり得ます。あらかじめ目安となる投資スタイルを考えておいた方が、投資判断を下す際に困らなくなるでしょう。

考えられる投資スタイルとしては、中、長期投資と短期投資があります。どちらが着実に儲けやすいかという視点で、それぞれの投資スタイルを考えてみます。

ちなみに、「10年夏ボーナス!オトクに投資を始めてお金を増やそう」の記事で書きましたが、現在、ETFの売買手数料無料のキャンペーンを、カブドットコム証券と楽天証券で行っていますので、無料対象のETFのチャートを使って解説します。

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中長期投資はまずまずの成績

まずは中、長期投資から見ていきます。

一般的に、中期投資では半年から1年程度、長期投資では1年以上の保有期間を指します。丸印をつけましたが、今回は2009年7月に9,100円程度で購入し、10ヶ月保有した後2010年4月に1万1,400円程度で売ったと仮定します。

楽天証券マーケットスピードチャート

楽天証券マーケットスピードチャート


チャートを見てわかる通り、幸い買った値段を下回ることはありませんでしたが、10ヶ月の間に何度も1万円を超えては9,000円台まで下落を繰り返しています。

何度も「あの時売ればこれだけ儲かったのに」「やっぱり思った通り上がった」を繰り返した様子が窺えます。

10ヶ月間の儲けは2,300円。およそ25%のパフォーマンスで、まずまずの成績です。

次のページで短期投資を見てみましょう。
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