節約はしてるが、貯蓄を取り崩す生活が心配
FP吹田:今まで共働きだったんですね。今はどんなところに不安を感じてますか?岡田さん:はい、子供が生まれて私は勤めをやめ、生活水準をかなり落としたつもりですが、夫の収入だけではやっていけなくて、貯蓄を切り崩している状態です…。
FP吹田:なるほど。収入よりも支出が多く赤字になっているんですね。でも、家計支出を見ると、食費などの生活費は月5万円ですから、かなり努力がみえますよね。
岡田さん:はい、結構、節約とかやってきたんですが、夫が、「あれば使ってしまう人」で(笑)。それに家計簿もつけていないので、「ザル」の管理なんです(笑)。
FP吹田:今はお子さんが小さくて、なかなか細かい家計簿をつける時間もないかもしれませんが、今回、マネーデータとして、事前にご記入いただいた家計支出の項目くらいは、週に1回は記録して、1か月の合計をチェックしてみたほうがいいですね。それを見て、家計支出はまた再度、整理してみましょう。
岡田さん:はい、今度からこの支出項目を目安に記録してみます。
夫の住宅購入希望と共働き時代に入ったままの保険も気になるが…
FP吹田:今後のことで、何か気になることはありますか?岡田さん:実は、夫が家賃を払うのがもったいないから、住宅購入したいと言うんですが、私やうちの両親はまだその必要はないと考えていて…。夫婦の意見が違うのって大変ですね(笑)。それと、共働き時代に入った保険がこれでいいかどうかも知りたいです。夫は持病があるので見直しが厳しいかもしれませんが。
FP吹田:持病がおありなんですか。そうすると住宅ローンも団体信用生命保険に加入できるかどうか微妙で、利用できるローンが限定されてしまいますね。
岡田さん:そうなんですか。持病って住宅ローンにも影響あるんですね。
FP吹田:ええ、団体信用生命保険なしでも借りられる住宅ローンを探そうと思うと、選択肢が減ってしまうんですよ。今ご加入中の保険は、住宅取得プランをどうするかによっても見直し額が変わってくるので、先に住宅のプランを検証してみましょう。
岡田さん:はい、よろしくお願いします!