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禿げ鷹が救世主 新生銀行の再上場(2ページ目)

今回の話題は新生銀行の再上場の話題です。この話題、ルークの周りでも結構な関心が集まっています。それもそのはず、今回の新生銀行の上場は時価総額で6000億円の規模で、銀行株の中で8位の規模の上場です。

執筆者:保畑 公志

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さて、この新生銀行は儲かるのでしょうか?みなさん、そこが知りたいんですよね!?ルークがいろいろな市場関係者に話を聞くところによると、概ね先行きは良好です。主だったものを紹介しますね。

1.業績が良好---同銀行は、再民営化後は3年連続で黒字。2004年3月期は650億円の純利益を確保する見通し。

新生銀行店内2.不良債権の額---「不良債権の買い取りを政府に要請できる権利である瑕疵(かし)担保」特約を利用したことにより、2000年3月には1兆6000億円あった不良債権残高も去年の9月には1540億円まで減少。大手銀行の不良債権比率は約8%ですから、それらと比べると約半分の4.1%です。

3.新ビジネスモデル---同銀行は今までの銀行の主な収益源であった法人向けの融資に依存しないビジネスモデルの定着を目指しました。具体的に言うと、証券化やM&A(企業の合併・買収)の仲介など投資銀行業務と、資産運用中心の個人向け業務の2本を柱にして改革を進めてきました。その結果、融資を中心とした金利ビジネスからの収入が半分を割ったのです。

これらのことから、新生銀行上場の評判は良好です。



IPOが近づいたらまたこのコラムで、詳しくご紹介しますが、今回はここまで。

以上、ルークでした。
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