こんにちは、ルークです。
いやー、寒いですね。数ヶ月前までスキー場に雪がないと騒いでいたのが嘘のようです。

上場日は2月16日ですし、上場価格レンジも決まっていないこの段階で、投資妙味を語るのは少し乱暴なので、今回は現段階の新生銀の上場に関する市場の関心を中心に進めて行きたいと思っています。
まず、このサイトの読者は比較的若い読者も多いので、新生銀行の前身である長銀の破綻の話から始めますね。もう破綻の話は必要ないという方は読み飛ばしてくださっても結構ですよ。

リップルウッドは先にも書きましたように、アメリカの投資会社で、まさに今回の新生銀行のようなパターンで利益を上げる会社です。具体的に彼らがどのような仕事をするかというと、まず旧長銀のように経営が苦しい企業の株を経営権が取得できるだけ買います。そして、リップルウッド本社、もしくは外部の優秀な人材を買収した企業に送り込み経営の建て直しを図ります。そして、経営がたて直った暁には、今回のようにその株を市場で売り出して利益を得るのです。ちなみにリップルウッドが現在手がけている日本企業の再建案件は「宮崎シーガイヤ」や「日本テレコム・ホールディングズ」などです。
さて、この新生銀行は儲かるのでしょうか?