■金利の計算方法
預貯金の預入れのチェックポイントが金利であることは確かですが、金利の計算方法も重要なチェックポイントです。
計算の手順は次の通り。計算機を手元に準備してください(電卓によってはキー操作が異なることがあります)。
(例)金利3% 元金100万円
預入れ期間3年(半年複利満期時一括払い)
3%÷2=1.5% ← 半年間の金利
↓
1.5%÷100=0.015
↓
1+0.015 ← 1は元金を意味する
↓
×× ← キー「×」を2度押す
↓
100万円 ← 元本金額をいれる
↓
「=」← キー「=」を6回押す
半年毎に金利がつくので3年間では6回
↓
1,093,443円 ← 元利合計の金額
↓
(1,093,433円?1,000,000円)×(1?0.2)=74,754円
← 税金20%=0.2を差し引いた手取り利息額
複利計算のポイントは電卓キー「×」を2度続けて押すことです。半年複利の場合は「=」を押す回数は「預入れ期間(年)×2」を使います。
MMFや中期国債ファンドのような1ヶ月複利の場合は「金利÷12 預入れ期間(年)×12」になります。
金利差が僅かな金融商品では、金利の計算方法によっては、低い金利商品の方が有利になることもあります。預入れる前に一度計算をしてみませんか?
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