自ら新しい価値を生み出した(仕事をした)結果、対価としてお金を得ますが、そのお金の次の投入方法には、大きく分けて2通りの方法があります。
ギャンブル(投機)と投資
得をするか損をするかのお金のぶん取り合戦で、全体の金額には変化がない「ギャンブル(投機)」と、新しい価値を生み出し、その対価となるお金をどんどん生み出すものにお金を投入する「投資」があります。投資の場合には、投資対象が新しい価値を生み出し続けられる場合には、投資している人みんなが利益を享受することも可能になります。
自らが価値を生み出して得たお金を、もう一度投入することで、お金がさらに新しい価値を生み出すために働いてきてくれる可能性が高くなるのが投資です。
この場合には、社会にとって新しい価値を生み出してくれることになるため、社会からの恩恵を受けられる可能性も高くなります。
宝くじは?
宝くじなどの場合、宝くじを購入したお金は、当選者や公共事業などに分配されます。この時には、お金の配分先が変わるだけで、全体のお金が増えるというわけではありません。
また、戻り率も低く、割に合わないギャンブルといえますが、宝くじの購入金が公共事業に使われるということを考えると、社会貢献をしていることにはなりますが…。
それでは、ギャンブルと投資とでは、どちらが利益を生み出しやすいのでしょうか?株式を例に次回の記事「お金の働かせ方・ギャンブルか投資か?」で考えてみます。
/上野博美
今回のテーマ記事
(1)恒例、ジャンボ宝くじ発売!地道派?or 一攫千金派?(当記事)
(2)お金の働かせ方・ギャンブルか投資か?
(3)激しいのがお好き?株式投資・宝くじ、激しいのは?
(4)為替とは異なる株式投資の妙味!