お医者さんからの指導を受けていたら…
自分の生活と向き合う。これは生活習慣病にも家計再生にも共通することかも知れません。 |
いきなり、私ごとで恐縮です。喉が異常に渇くといった自覚はあったものの、まだ若いし(30代半ば)何てことないさ、でも体重が減ってきているのがちょっと… と軽く考えていました。でも、周囲の人から「あら痩せたね。ドック受けてる? 検査しないとダメだよ」といった忠告を多く受け、半強制的に病院送りになりました。仲間に健康であることを証明するために行ったつもりがこの結果。
当然、お医者さんからは今までの生活を引っくり返すかのようなキツイご指導。一日に何キロカロリーまでとかといった食事制限から始まり、運動しましょう、お酒はやめましょうなどなど。
「借金解決」と「生活習慣病の治療法」の気構えは似ている
お医者さんからの指導を受けていて、また自分への様々な制限をしているうちに、ふと思ったのです。「借金解決(家計再生)すること」と「糖尿病などの生活習慣病の治療法」の気構えって、共通していることが多い…と。以前から借金解決は、病気を治すことと似ている部分があるとは感じていましたが、特に生活習慣病治療と似ているのです。例えば、“家計管理”と“血糖値”が同じような意味合いを持っています。
家計を再生するには、今まで自分でやってきた家計管理から視点を変えなければいけなくって、日々のお金の動きや、家計全体の収支バランスをある程度把握することから様々な対処法が見出せてきます。
糖尿病も日々、自分の生活を把握していくことから始まって、血糖値などに注意しながら向き合っていきます。必要な気構えがそっくりです。借金癖も生活習慣病の一つと言えるかも知れませんね。
制限ばかりしていたら、ストレスがたまり嫌になることも似ています。
だから私は相談者に家計管理をするようには言っていますが、何でもかんでもきっちりと家計簿を付け、一円のくるいもなく無駄を省け!と指導してはいなく、生活の負担にならないような管理法で、時にはちょっとした楽しみを!と勧めています。少し贅沢をしたら、その後の数日で節制するとかです。
食事制限もときには食欲が出ちゃって、毎日予定通りに行く訳ではなくカロリーオーバーもします。そしたら数日かけて、取り戻すようにすることが良いようです。