ライブドア事件。それとは別に私たちの問題は?

ライブドアショック! 株主が家計相談に来た
株価大暴落。そのとき株主は…? 家計はどうなる?
「ライブドアグループによる証券取引法違反(風説の流布、粉飾決算、偽計)事件。今もなお、疑惑の解明に向けて調査が続いています。それに伴い、ライブドアの株価は暴落。ライブドア本体だけではなく、ライブドアマーケティング(セシール含め)やダイナシティ、ターボリナックス、ライブドアオート、メディアエクスチェンジなどといった、グループ企業株まで騰落しています。

このライブドア事件により暴落した株価は、私たち個人にどう影響してくるのでしょうか? 日本の株式市場全体にまで影響がでたため、他の株を持っている方はもとより、実際にライブドア関連株を持っている、もしくは持っていた方から、すでに相談や問い合わせが寄せられています。相談を受けて私が感じたことを、お伝えしたいと思います。

株主が家計相談にやってきた

ライブドア関連株の騰落によって、これほどまで「家計」と結びつきが強いものだとは、まったく予想外でした。“株主が家計相談にやってきた”というわけです。

私のところにくる方の相談は、「株価が暴落して、損しました~」だけではなく、「株で損して『貯蓄がなくなって我が家の家計がマズイ』です!」的な重度の内容ばかりです。なかには借金をしてでも、利益を期待して投資している人もいました。かなり深刻な状態のようです。

株価暴落は家計を直撃!? 「なぜ?」そんなことに…

なぜ、家計を直撃するような事態にまでなってしまったのでしょう? 私なりに探ってみました。
ここ数年で、株式投資はとても身近なものになってきました。オンライントレードなどによって便利かつ快適に売買ができ、比較的小額でも投資をすることができるようになりました。こういった環境も手伝って、株取引は投資家(古い意味合いでいうお金持ち)だけのものではなく、余裕資金のある人が気軽に利用できるようになったのです。

ですから、今まで株に縁のなかった主婦の間でも、株式投資が盛んになってきているのです。ちょっとしたブームともいえるでしょう。現実、「株取引、かっこいい」と思わせるような風潮があることも否定できないかもしれません。主婦は家事の合間に、株価をチェックすることができこともあってか、デイトレーダー(※)も多いようです。相談者からは「アルバイト感覚でパソコンに向かっていた」とも聞きました。

※「デイトレーダー」とは:インターネットを通じてする株取引(オンライントレード)を利用し、1日の間における利ざや(売買取引の差額・利益)を目的としてする個人投資家のこと。