自分ももらってうれしかったから、お年玉はやっぱりあげたいですね。 |
新年最初の大きな支出は「お年玉」です。上手にお年玉のやりくりをしている達人のアイディアと、失敗談を公開します。
え?!有名ブランドのポチ袋?
北海道の達人、ハンドルネームうぴさんは、パソコンでデザインをするのが趣味で、毎年ポチ袋も手作りです。去年は、モノグラムをモチーフにしたポチ袋とのし袋を作ってお年玉を渡したら、子供達のお母さんが大喜び。中身よりも、これにお金を入れたら貯まりそう!と、大好評でした。実際、袋分け(費目別に現金を入れておいて、1ヶ月やりくりする)の袋に使っている人もいるとか。私も実物をもらいましたが、まるで有名ブランドのようなモノグラムがかわいい袋でした。
今しかもらえないお金
続いて、神奈川県のゆっこさん。お父様が、銀行におつとめでお家に500円玉の記念コインがたくさんありました。それを去年、お年玉として1枚ずつあげたら、親戚の小学生の男の子は大喜びだったそうです。記念コインは、造幣局のオンラインショップで買うことが出来ます。例えば、2007年に発売された商品「ベルサイユのばら」は、平成19年の未使用の500円玉から1円玉が、オスカルとマリ?・アントワネットをあしらった特製ケ?スに収納されて、2300円です。
お年玉はドル!
東京都のよしママさん。「ポチ袋に入れるのは米ドル札」です。海外旅行で使わなかったドルがあったので、そのまま置いておいても金利も付かないしと思ってお年玉にしたら、「わ~外国のお金だ!」と子供達は興味津々。「円安になったら円に替えてね」といって渡すそうですが、親も「円安?」といい勉強になります。円からドルに替えるのは、街のチケットショップや銀行の両替コーナーがあります。手数料がかかります。4円から6円以上円安になると、ドルを買ったとき以上の円が受け取れます。年に何度かある円高のチャンスでドルを買い、お年玉にするのも楽しいかもしれません。トラベラーズチェックなら両替手数料はあまりかかりませんが、きっと、お札の方がリアルでお年玉っぽいですね。
お年玉は出来高報酬制
「うちは黙っていては、お年玉はもらえません。昨年一年間、どれくらい自分が頑張ったか報告し、出来に応じてお年玉を決めます」、というのは愛知県のノリさん。子供達が一列に並び、自分が立てた目標と「運動会で1等だった」とか、「水泳の県大会に出場した」「ピアノの発表会で、間違えないで弾けた」と、みんなの前で結果を報告します。年功序列ではなく、みんな一律になることもあるそうです。
節約しようと思って始めた訳ではないかもしれませんが、なかなかユニークなお年玉があるものです。次のページでは、ユニークだと思ったのに大失敗してしまった例をご紹介します。