生命保険/生命保険の加入方法

生命保険申し込みの流れとポイント2(2ページ目)

生命保険に入るのはめんどうだと思っている方に、生命保険の加入の流れをお伝えし、必要な人は行動を、必要がないと感じた人は安心してもらえれば幸いです。

長島 良介

長島 良介

生命保険 ガイド

生命保険コンサルタント。企業から個人まで相続、事業承継、個人のライフプラン立案の専門家であるファイナンシャルプランナーが生命保険の細かい仕組みから周辺知識を踏まえた活用方法までわかりやすくお伝えします。

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5.申し込み手続きを行う

担当者が持ってきた書類に名前を書いたり、印鑑を押したりして契約手続きを行います。現在の申込は、名前書いて住所書いて印鑑ついて終わりではありません。すべての会社が「意向確認」といって契約内容を理解しているかどうかを確認するチェックシートのようなものにチェックとサインを求められます。

高額な契約です。しっかりと自分の希望、自分の理解と合致している保険の内容となっているかを確認してください。

この意向確認は、お客さんにとっても代理店にとっても手間が掛かり、面倒ではありますが、この意向確認のおかげで、自分の希望でない部分が見えてきたり、反対に自分の希望通りであると納得できることにもつながります。

加入者にとってメリットこそあり、デメリットはありません。面倒くさがらずに、言われるがままにサインをするのではなく必ず自分でよく読んで、チェックしてみましょう。

その他必要事項ですが、貯蓄性の高い保険であれば、マネーロンダリングを防止する目的で、免許証や健康保険証などで本人確認も必要となります。貯蓄性の高い保険に加入する際は身分を証明できるものは必ず持っていくことを覚えておいてください。(もちろん担当者からも指示があるでしょう)

また、銀行から保険料が引き落とされるわけですから、銀行口座の情報と口座登録印が必要ですのでこちらもお忘れなく。

告知も忘れてはいけません。告知のポイントは、告知の質問事項に聞かれたことに丁寧に答えること。聞かれていないことについては答える必要はありません。告知の質問事項は保険契約上、契約者の公正を図るために検討に検討を重ね作られています。聞かれたことに忠実に答えるようにして下さい。

また、医師の審査が必要な高額な死亡保障契約の場合、医師から告知書の質問事項とほぼ同じことを聞かれます。
聞かれたことに対し、より具体的にしっかりと答えましょう。

まれに、こちらが持病などの話をすると「ああ、それは大丈夫、大丈夫」などといって、適当にも見えるお医者さんがいますが、ペースを崩されないように、聞かれたことに答えます。
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