今年の始めに大きな話題となりました、「正田邸の取り壊し工事」の記事を通して、相続税の用語解説と、最後にこの記事から読み取れることを解説してみようと思います。

■記事紹介■

相続税の一部として国に1.物納された、皇后さまの実家、旧正田英三郎氏邸(東京都品川区東五反田)について、2.財務省関東財務局は25日、住民の反対で中断していた3.取り壊し工事を再開した。
 午後1時過ぎ、業者が鉄板で邸宅の周囲を覆い始めた。住民ら十数人は、「国の財産を壊すのはやめて」と反対の声を上げた。
竹内洋局長は「警察などの協力も得られ、工事を円滑に行うことができる」と再開の理由を述べた。工事終了までに数週間かかる予定で、その後、土地の購入を希望している4.品川区に売却される見通し。
   【ODNニュースより】

■用語解説 vol.1■

1.物納

相続税の納め方のひとつです。

相続税の納め方は3つあります。

1つめは現金による納め方です。通常はこの方法です。

2つめは延納というやり方です。現金で納めるのがむずかしい場合に、財産を担保に年賦払いで利息と共に納めるやり方です。

3つめは物納です。延納も難しい場合のやり方です。

これは、現金以外、例えば国債や地方債、不動産で納める制度です。物で納めるので物納と言います。