外貨投資の魅力は、日本に比べて高い金利を享受できること、円高時に始めて円安時に解約することができれば為替差益を得られることなどがあげられます(外貨投資の魅力については「高金利、為替差益…外貨投資の魅力」を参照して下さい)。一方、為替リスクや元本割れなどのリスクもあります。外貨投資の「リスク」について押さえておきましょう。

外貨投資2つのリスク

「リスク」という言葉は、一般に「危険」や「悪いことが起る可能性」といった意味で使われますが、投資を考える上では「不確かさ」という意味も。
ひとくちに外貨投資といっても、外貨預金や外国株式、外国投資信託などバラエティに富んでいます。

金融商品ごとに固有のリスクはありますが、共通するリスクと言えるのが「為替変動リスク」と「カントリーリスク」です。

為替変動リスク

為替変動リスクは、為替レートが変動することで利益や損失が生じる可能性のこと。例えば、1米ドル=100円のときに1万円分の米ドルを買い、その後1米ドル=95円になると500円分損に、1米ドル=105円になると500円分の得になります。この例のように為替変動から生じた損失は「為替差損」、利益は「為替差益」と呼ばれます。

この為替変動リスク、通貨の種類によって異なります。一般に、米ドルやユーロ、ポンドなどのメジャーな通貨に比べて新興国などの通貨の方が為替変動リスクは大きくなる傾向があります。

カントリーリスク

投資先の国内情勢に関わるのがカントリーリスクです。投資先候補となる国や地域はたくさんありますが、国の規模も違えば、政治や経済の安定性にも差があります。ひとたび戦争やテロなど大きな出来事が起れば、株価が急落したり投資したお金を回収できなくなることもないわけではありません。

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