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「サンモトヤマ」と「フィン・ユール展」後編

【石川尚のWAKUWAKUプレス・レポート】#54 北欧の建築家・家具デザナー:フィン・ユール。彼の生誕100年記念企画展『フィン・ユール邸建築プロジェクト/フィン・ユール展』があの伝説のブティク・サンモトヤマで開催。落着いた展示風景とフィン・ユールディテールを前・後編でご紹介します。  取材協力:株式会社サンモトヤマ

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

『家具』を売るのではなく、買った人の『居場所』を売っている。


銀座の老舗:高級ブティック・『サンモトヤマ』、そこで開催された北欧デザイン「フィン・ユール」展の様子を「前編」に引続きご紹介します。

……『家具』を売るのではなく、買った人の『居場所』を売っている。そして、キタニさんと日本の文化を発信したい。……

『居場所』という言葉が印象的だった『SUN MOTOYAMA(サンモトヤマ)』社長:茂登山貴一郎氏。
undefined家具に対する熱い思いを語る、サンモトヤマ社長:茂登山貴一郎氏

 家具に対する熱い思いを語る、サンモトヤマ社長:茂登山貴一郎氏


店内は高級ブランドショップらしく、重厚かつ洗練された空間。世界中から集められた一流品が品良くディスプレイされています。
社長の言葉通りファッションや食器など生活用品同様に家具を提供するこの老舗の地下は今やデンマークの伝説的建築家「フィン・ユール」の世界。

ファッションと一緒に家具をディスプレイしている店内

ファッションと一緒に家具をディスプレイしている店内


通常、展覧会は美術館が多いですが、このお店のように洗練されたファッションや生活用品と一緒に家具を見ることができると、暮らしの延長空間として説得性がありますね……つまり、『モノ』をより身近に感じることができる。

では、地下の展示空間へ。
家具を配置した寛いだ空間undefinedundefined●画像をクリックすると拡大します。

フィン・ユール家具を配置した寛いだ空間  

●画像をクリックすると拡大します。


フィン・ユールの家具が整然と配置されている。
店内の天井高が普通の住宅とさほど変わらないせいか、とにかく「普段使い」のように感じるところに好感がもてる・・・・・(家具の価格を見ると、「普段使い」は禁句と化するが、、、)



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