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必修! スーパーマーケットの英語・1(2ページ目)

スーパーマーケットでのお買い物、大概の商品は見た目で判断できそうなものですが、ふと「コレってどういう意味?」と悩むポイントはありませんか?今回はそんなスーパーマーケットで使われる英語を解説しましょう。

朝霧 まや

執筆者:朝霧 まや

イギリスガイド

セール品の表示もイロイロ
オファーの赤札
特売品についている赤札。お徳な商品も、オファーの内容を勘違いすると無駄な買い物になってしまうので気をつけて
セール品やプロモーション対象の商品(総じて「offer」といいます)に、赤い札が付いているのは日本と同じ。シンプルに「half price」(半額)とか「25% off」(25% 引き)と書かれている場合もありますが、他にもいろいろな表示があります。

  • buy 1 get 1 free……1つ買うと、同じ商品を1つ無料で進呈
    1つだけでは割引はないけれど、もう1つ同じものが無料に。つまり、1つあたりが半額になるということですね。バリエーションとして「buy 2 get 1 free」(2つ買うともう1つ無料で)というのも見かけます。
  • buy 1 get 2nd half price……1つ買うと、同じ商品の2つ目は半額
    上記の応用編。つまり商品1つあたり25%引きになるということ。じゃあ3つ欲しい場合はどうなるの? 残念ながら、2つセットになってはじめて割引になるので、3つ目はフルプライスになってしまいます。
  • 2 for 1……1つ分の値段で2つ買えます
    つまりは半額になる、という意味ですが、1つしか買わない場合はフルプライス。1つしか商品をカゴに入れなかった場合、時々優しいレジ係の人が「もう1つ追加したら?」なんて教えてくれることもあります。バリエーションとして「3 for 2」(2つ分の値段で3つ買える)というのもよくある表示。
  • 2 for 5 pounds……2つで5ポンド
    たとえば、1つだと3ポンドだけれど、2つまとめて買うと6ポンドのところが5ポンドに。
  • extra 50% free……50%増量
    値段は普段と同じだけれど、量が多くなっているという意味です。

    カウンターで注文するときは
    デリカウンター
    カウンターで上手に注文して、美味しい食材をゲット!
    パック売りの食材でも事足りるけれど、沢山のお惣菜がそろうデリカテッセン(delicatessen)のカウンター、新鮮な魚が氷の上に並ぶフィッシュカウンター(fishmonger)、好みの厚さに肉をさばいてくれる精肉カウンター(butcher)にも挑戦したいですね。カウンターの利点は、やはり新鮮さ。デリカテッセンなら、チーズやハムなどは味見をさせてくれるのも、カウンターのいいところです。

    注文のしかたは簡単。ケースの中には、食材と値札が分かりやすく並んでいるので、欲しいものを指差して、
    「100グラムおねがい」(100 grams please.)とか
    「2つください」(Two portions please.)
    と言うだけで充分に通じます。

    肉や魚をさばいて欲しい時にも、遠慮無くリクエストしましょう。
    「骨を取ってください」(Bone it please.)
     ※うろこを取る……scale、わたを取る……clean、三枚におろす……fillet
    「シチュー用に角切りにしてください」(Dice for stew, please.)
    「厚めにスライスしてください」(Thick slice, please.)
    など、簡単な単語を並べるだけで大丈夫。忙しいカウンターでは、なるべく言葉は短く、簡潔に伝えるのが親切です。

    チーズやハムなど、種類が沢山あって何を選んでよいのか分からない時は、係りの人にアドバイスをお願いしましょう。たとえば
    「マイルドな青カビチーズが欲しいのですが、オススメは?」(I fancy some mild blue cheese. Could you recommend any?)
    とか、
    「ラムの後に食べるチーズを探しています。」(I am looking for something to be served after lamb dish.)
    と言うと、いくつかオススメを選んでくれるはずです。買う前に味見をしたければ、
    「Can I try some?」
    ときいてみると、ひとかけ出してくれますよ。

    ただし、デリコーナーでの暗黙ルールはシッカリ守って、楽しくお買い物しましょうね。

    長くなってしまったので、今回はここまで。次回は、「必修! スーパーマーケットの英語・2」。お肉や魚など、切り身になっているとちょっとワカラナイ食材や、見た目だけでは何だかわからない、パッケージの表示だけが頼りの食材を紹介します。

    【関連記事】
    ココに注意! スーパーでの暗黙ルール
    必修! スーパーマーケットの英語・2



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