オーストラリア/オーストラリアの観光・アクティビティ

これ本当?映画オーストラリア裏ネタ9連発!(5ページ目)

いよいよ日本で公開の映画「オーストラリア」。映画を観る時に知っておくと楽しさが倍増する『裏ネタ』をお届け!ヒューやニコール、ラーマン監督ファンならずとも知っておきたい撮影の裏話&役立つ情報満載です。

執筆者:平野 美紀

映画オーストラリアを観る前に知っておきたい!劇中の特殊ワード

映画「オーストラリア」の中では、オーストラリアならではのワード=単語が頻繁に出てきます。「英語のようだけど、あまり耳にしない…。映画の中で使っているこの単語は何?」そんな特殊ワードの数々。知っておくと映画が数倍楽しめますよ!

* アウトバック / Outback
<意味> 荒野、僻地など、人間がほとんど住んでいない未開の地を指す。

* ホ-ムステッド / Homestead
<意味> 牧場などのファームに建つ屋敷・家屋のこと。

* ステーション / Station
<意味> アウトバック地帯で○○ステーションと呼ばれる場合、広大な牧場・農場などの個人所有地を指す。

* ビラボン / Billabong
<意味> 大きな水溜りこと。滝つぼなどに出来る小さな湖や沼などを指すこともある。ちなみに、オーストラリア発祥のサーフ・ブランドのブランド名にも使われている。

* アボリジニ /Aborigine
<意味> 先住民族のこと。オーストラリアにおける先住民族を「アボリジニ」という、1つのくくりで表すことが多いが、実際には数百もの種族(一説には800近い)に分かれ、すべて異なる言語を持つ。ルーツは日本人と同じアジア系民族で、4万年以上前にオーストラリア大陸に初めてやってきた人とされる。

先住民アボリジニ  by オーストラリア政府文化機関・豪日交流基金

* ストーレン・ジェネレーション / Stolen Generation
<意味> 1901年から20世紀の後半頃まで、白人優先至上ともいえる“白豪主義政策”を唱えていたオーストラリアは、この映画で描かれる時代(1939年~)に、アボリジニの子供達を親元から強引に引き離し、白人家庭や教会などの寄宿舎で養育するという政策をとっていた。日本語では、「盗まれた世代(または、失われた世代)」と呼ばれる。

白豪主義政策  by オーストラリア政府文化機関・豪日交流基金

* ウォークアバウト / Walkabout
<意味>先住民アボリジニが大人になるために、必ず通らなければならない神聖なる儀式。アウトバックを旅し、様々な苦境を乗り越えながら、生きていくための知恵や種族の伝統などを学ぶ。

* ブランビー / Brumby
<意味> オーストラリアの野生馬。ヨーロッパの移民とともに持ち込まれた数種の馬が野生化し、混血した種であり、ブッシュ・ブランビー/Bush Brumbyとも言う。ちなみに、ブッシュは鬱蒼とした茂みや雑木、雑草等に覆われた地のこと。

※他にもいろいろあったかもしれないのですが、ガイド・平野は11月にこの映画を見てしまったため、忘れているものもあるかもしれません。もし、映画をご覧になって「?」という単語(言葉)がありましたら、ゼヒお知らせください!このコーナーに追加して解説させていただきます。投稿はこちらまで。

映画オーストラリア公開記念第二弾「美しきロケ地案内」もあわせてお楽しみください!美しいオーストラリアを映画と一緒に旅してみませんか?

映画「オーストラリア」公式サイト
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます