１kg数十万円?!世界一高いキノコ白トリュフ(2ページ目)

白トリュフってなんだ？

香りで探すトリュフ (C)Fiera Internazionale del Tartufo Bianco d’Alba

トリュフは、日本語で「西洋松露」と言います。知ってましたか？マツタケよろしく、木の根元にできるキノコの一種。ただし、根元といっても地下5～40センチくらいの深さに育ちます。

そのため、鼻の聞くブタか犬の助けを借りて探します。ブタは見つかると食べてしまうこともあるそうなので、イタリアでは犬を使っています。

トリュフ自体には特に味はなく、特徴はその濃厚な香りにあります。香りを楽しむ食材なのです。

北イタリアのアルバ産白トリュフが最高品質

白トリュフは貴重。リストランテではテーブルでカシカシと料理の上で削ってくれます。「ひと削り○○ユーロ」なんて表示されている場合も！

黒トリュフは白トリュフと比べて、比較的安価に手に入り、また香りも白と比べると穏やかなので（と言ってもかなり刺激的ではあります）季節にはレストランでも簡単に見つけることができます。パスタに練りこんだり、削ってかけたりして体験されたことがある方も多いことでしょう。

黒トリュフはイタリア以外の国、フランス、スペインなどでも採れますが、白トリュフと言えば、やはりイタリア。中でも北イタリア、トリノを州都とするピエモンテ州アルバのものが最高と言われています。

アルバは、バローロやバルバレスコなどイタリアでも最高級のワインが作られるエリアのひとつ。イタリア料理好きを気取っていて、アルバを知らない…なんてことはあり得ない！と言うくらいのグルメな街です。


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⇒世界のグルメが集まるアルバ白トリュフ祭り