横浜関連情報

更新日:2002年03月28日

新しくて懐かしい・八戸ラーメン

新横浜ラーメン博物館の新ご当地ラーメン創生計画第二段がはじまりました。店の名は『八戸麺道 大陸』。佐野実氏プロデュースというから、味の方も期待大。さっそく味わってみました。※出店期間は終了

待つこと5~6分、待望のラーメンが出てきました。八戸支那そばには、チャーシューが2種類(肩ロース、モモ)、そして京都産小松菜、白ネギ、メンマが入っています。大陸チャーシューメンは、チャーシューが4種類(肩ロース、モモ、豚バラ、豚ロース)とボリュームアップします。ちなみにミニラーメンはチャーシューがロースだけのようです。
※写真左 八戸支那そば


まずは自慢のチャーシューを一口。肩ロースは脂身がほどよく入っていて柔らかく、モモは脂身が少ないので歯ごたえがあります。豚バラは脂身がおいしく、豚ロースはとろっとした食感が楽しめます。すべて青森県十和田産のガーリックポークという品種で「おいしい!」と思わず口に出すほどの味でした。肉本来の旨みが前面に出ていて、あまり味付けはされていないように感じました。
※写真右 大陸チャーシュー麺

麺は太めで平ら、少し縮れています。喜多方ラーメンの麺を少し細くした感じ。ツルツルした感じで柔らかったです。厨房からは、チャッチャと湯切りする音が聞こえてきました。麺の湯切りは、常に一定の重さになるように練習したそうです。(TVでは湯切りの練習風景が登場しました)

麺に使われている小麦は、青森の南部産。地元・青森の素材にこだわった自家製麺です。しかも、一つひとつ手揉みして、コシを出しているという手間のかけよう。東北の名物料理「ひっつみ」をイメージして、もちもち感と舌触りを再現したそうです。

スープはしょう油が濃いめ。佐野氏こだわりのしょう油ダレで、岩手県産の2年もろみ熟成しょう油が使われています。しょう油の味を決めると言われる「火入れ」の行程を、蔵に出向き、佐野氏自らが行ったというほどの入れ込みよう。まさに食材の鬼!

そのしょう油ダレを、店主が一生懸命に作ったスープで割ります。スープの素材は、青森産の素材にこだわって使用されています。六戸産地鶏シャモロックを中心に十和田産ガーリックポーク、そして、田子産ニンニクや焼き干、スルメ、小川原湖産モクズガニとヤマトシジミなどが入っています。特にスルメは、佐野氏のスープを飲んだ店主が、「何かが足りない」と加えた素材だそうです。

海鮮が多く使われているわりには、魚の臭みは感じません。ちょっと油っぽい感じがしますが、麺との相性は良いと思います。(佐野氏の『支那そばや』は麺の味が強すぎて、スープの印象は薄い?)全体としては、高級素材を使って「普通の」しょう油ラーメンに見事に仕上げた、という感想です。新しいけれどどこか懐かしい、そんな素朴な印象を持ちました。さて、皆さんの評価はいかがでしょうか。

しばらくは、土日は1時間から2時間待ちになると思われます。平日も30分から1時間ぐらいの待ち時間になりそうです。期間限定ということで、きっと人気はおとろえないでしょう。

ラー博の公式サイトでは、『八戸麺道 大陸』がオープンするまでのドキュメントが掲載されています。オーディションのようすやスープのできるまで、オープン当日のようすなどが写真入りで楽しめます。行く前に読んでみるといいかもしれません。
※出店期間は終了しました。

これまでの「いざ、ラーメン博物館へ!」シリーズ
<1>マメさん惜しまれつつ閉店
<2>食材の鬼・佐野実氏の麺を食す
<3>『通堂』のラーメンは沖縄の味

ラーメンガイドによるラー博関連記事
一杯三千円、禁断のラーメン
業界初「石臼挽き麺」登場!
久留米ラーメン 魁龍開店!!
1 2
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

田辺 紫

観光で訪れることが多い「横浜」。限られた時間の中で、横浜観光を楽しむためには、下調べが大切です。この…

続きを読む

ガイドからのお知らせ

旅館・ホテルを探す

旅行関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【旅行メルマガ】現地に精通したガイドが、地元ならではの使える旅行情報やおすすめスポットなどの厳選情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?