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往復43万円~全席CクラスのANAムンバイ線(4ページ目)

インド最大の経済都市ムンバイへ。ANAでは2007年9月1日に全席ビジネスクラスの「ANAビジネスジェット」が成田=ムンバイ線に就航しました。往復43万円~のムンバイ線の搭乗レポートです。

執筆者:鳥海 高太朗

インド最高級のホテル「タージ・マハル・ホテル」

ムンバイのシンボル的な最高級ホテルとしてタージ・マハル・ホテルがあります。前のページで紹介したインド門のすぐ目の前にありますが、特徴的な建物が印象的なホテルで、その壮大さと豪華さはインドらしさを感じます。
タージ・マハル・ホテル
ムンバイのシンボル的な最高級ホテル「タージ・マハル・ホテル」。特徴的な建物が印象的なホテルです。ホテル内のインドレストランでは、洗練されたインド料理が味わえます。

タージ・マハル・ホテルは、インド最大の富豪といわれたジャムシェードジー・ターターが建てたホテルで、当時のホテルはヨーロッパ人専用のホテルが多く、そんな状況の中で、世界に通用するインド人も入れるホテルが必要という考えからできたホテルで、ホテルのエレベーターや建物を支える鉄骨はパリのエッフェル塔と同等のものを調達し、外観はインド・サラセン調とゴシック様式が融合した建物として1903年に完成しました。

ホテルの中には高級ブランドも入っており、中庭にはプールもあるなど、インドの最高級なセレブな時間を過ごすことができる場所で、宿泊をしなくてもムンバイ滞在中には是非訪れてほしい場所です。


インドの定食「ターリー」

最後にインド料理についてです。インド料理ではどんな料理でもマサーラー(Masala)と呼ばれる、植物から作られた香辛料を加える味付けになっているそうで、独特の香りはマサーラーの香りだと思います。

今回は滞在期間が短かったこともあって、食事はホテルで済ませる形でしたが、一人で色々なインド料理を堪能したいのであればインドの定食と呼ばれる「ターリー(Thali)」がおすすめです。「ターリー」であれば、複数種類のカレーが少しずつ食べられ、ご飯やナン・チャパティーなども1つの大皿に盛られています。お店によってもオリジナリティがありますが、今回宿泊をしたヒルトン タワーズ ムンバイ ホテルでは、タンドリーチキンも付いてましたが、その味付けが絶品でした。
ターリー
インドの定食と呼ばれる「ターリー(Thali)」。色々な味のカレー、ご飯、チャパティーなどが1つの大皿に盛られています。

インドに来て驚いたことは、どのお店に入っても、宗教上の理由から、ベジタリアンメニューノンベジタリアンメニューにしっかり分けられておりました。日本語のガイドをしていただいたインド人のグアリさんは、インド人の約75%を占めるヒンズー教徒でベジタリアンであることから一緒に食事をする時もベジタリアンメニューから選んでました。

飲み物についても、チャイをはじめとした紅茶やラッシー(ヨーグルトドリンク)が美味しかったです。


ムンバイ空港
ムンバイ国際空港(チャトラパティ・シヴァージー空港)は、市内中心部から北へ約34kmに位置にあります。
ムンバイの国際線が発着するチャトラパティ・シヴァージー空港は市内中心部から北へ約34kmに位置にあります。距離的には東京駅から成田空港へ行く半分の距離で、空いていればタクシーで1時間弱ですが、インド国内ではムンバイやデリーなどの都市部を中心に渋滞が激しく、ラッシュ時にはムンバイ空港から市内へ2時間近くかかることもあります(私も1時間40分かかりました)。特に平日の便で帰国をする場合には、渋滞を考慮して、早めに出発することをおすすめします。

なおムンバイ空港から市内へは、事前にカウンターで目的地を告げて先に料金を支払い、レシートに書かれたナンバープレートのタクシーに乗るプリペイドタクシーの利用が安全です。くれぐれも白タクにはご注意ください。

【取材協力】
ANA
日通ペリカントラベルネットインド支店

【関連リンク】
ANA国際線「成田-ムンバイ線」就航

【関連記事】
『「ANAビジネスジェット」にマイルで乗る!』名古屋=広州線(2007年3月30日掲載)
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