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往復43万円~全席CクラスのANAムンバイ線(3ページ目)

インド最大の経済都市ムンバイへ。ANAでは2007年9月1日に全席ビジネスクラスの「ANAビジネスジェット」が成田=ムンバイ線に就航しました。往復43万円~のムンバイ線の搭乗レポートです。

執筆者:鳥海 高太朗

ムンバイの観光スポットを写真で紹介

ここからはムンバイ(旧ボンベイ)の街並みについて写真と共に紹介していきます。

まずはムンバイのシンボルであるインド門。1911年にイギリス国王のジョージ5世とメリー王妃のインド訪問を記念して建造された門で高さは26メートルあります。また船で約1時間の世界遺産エレファンタ島の船の発着場でもあります。次のページで紹介するタージ・マハル・ホテルの目の前です。
インド門
ムンバイ観光のシンボルである「インド門」

次はチヤトラパティ・シハジ・ターミナス駅(ヴィクトリア・ターミナス駅)へ。この駅はイタリアのゴシック様式の建物で1853年から使われている駅で、私も駅の中も入ってみましたが、インドらしい少しオールドな感じの列車を見ることができました。どの国へ行っても駅というのは、その国の様子を伺うことができる絶好の場所です。
チヤトラパティ・シハジ・ターミナス駅
イタリアのゴシック様式の建物で1853年から使われているチヤトラパティ・シハジ・ターミナス駅

そしてガンジー記念館(マニ・バワン)へ。インドの父と言われるマハトナ・ガンジーがムンバイ滞在中に生活していた建物が記念館となり、ガンジーがムンバイで生活していた時の部屋を再現したり、ガンジーの生まれてから亡くなるまでの一生を振り返る模型などの展示があります。
ガンジー
ガンジーが1917年~1934年までにムンバイ滞在中に生活していた部屋を再現

もう1つ、インドと言えば映画。あまり知られてませんがインドは、映画制作本数や映画館の観客動員が世界一の国で、街の多くに映画館があります。特にムンバイはインド映画の中心となる都市で、アメリカのハリウッドに対抗して、旧都市名のボンベイよりボリウッド、インド映画に出演する俳優をボリウッド俳優としてインド国内では定着しています。
映画館
映画大国のインド。映画制作本数や映画館の観客動員が世界一であることから、街中には映画館が沢山あります。

今回、ムンバイでの観光をセッティングしていただいた日通ペリカントラベルネットインド支店の後藤理恵さんにインド観光の現状について伺ったところ、インドには世界遺産をはじめとした観光、ヨガの聖地への旅などインドを訪れる日本人が増えているとのことですが、まだまだインド人自体の旅行のニーズが成熟していない為、現地にオフィスを持つ旅行会社が少ないそうです。今回ガイドもムンバイ市内の観光をするのに、インド国内で日本語が使える現地の旅行会社を探しましたが、他の国と比べても非常に少ない印象を受けました。


最後のページでは、ムンバイの最高級ホテルであるタージ・マハル・ホテルとインドの定食「ターリー」を写真と共に紹介します。
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