航空券/航空券関連情報

成田第2ターミナルのリニューアル進行中(3ページ目)

1月17日にアメリカン航空、21日にキャセイパシフィック航空が第1ターミナル北ウイングから第2ターミナルへ移転。チャイナエアラインも自社ラウンジをオープン。リニューアルが進む成田第2ターミナルの最新情報です。

執筆者:鳥海 高太朗

香港のデザイン・コンセプトを採り入れたキャセイのラウンジ

ザ・ロングバー・テーブル
ラウンジの象徴的な特徴である、大理石が使われている「ザ・ロングバー・テーブル」
キャセイパシフィック航空も1月21日のターミナル移転と共に新しいラウンジ「キャセイパシフィックビジネス/ファーストクラスラウンジ」がオープン。広さは約525平方メートルで、ソファ席を中心に全部で121席分のスペースが用意されています。ラウンジの場所は、出国審査を終え、新設された透明なエレベーターで上がった本館4階にあります。

今回オープンしたラウンジは、デザインの素晴らしさ、機能的で使い勝手の良さから、雑誌のラウンジ特集などでも必ずと言っていいほど取り上げられている、本拠地・香港国際空港のラウンジ「ザ・ピア」「ザ・ウイング」のデザイン・コンセプトを引き継ぎ、現代的な空間を演出しています。ラウンジの象徴的な特徴である「ザ・ロングバー・テーブル」の細長いテーブルには大理石を採用。全長9.6メートルのセルフサービスコーナーからお好きな軽食やドリンクを選べるなど、くつろぎとリラックスを提供するラウンジになっています。またラウンジ内では無線LANとインターネットにアクセスできるワークデスクが8つ設置されており、空港内でもオフィスにいるかのように仕事を続けることが可能です。


チャイナエアラインは自社ラウンジがオープン

チャイナエアライン「ダイナスティラウンジ」
チャイナエアラインズの成田初の自社ラウンジ「ダイナスティラウンジ」。白とベージュでまとめられた明るいラウンジです。
台北を拠点に運航するチャイナエアラインは、2002年4月に羽田空港から成田空港へ移転以来(移転時から第2ターミナルを使用)、これまで他社のラウンジ(JALラウンジ)を利用してきましたが、第2ターミナル本館2階の増築工事完成に伴い、成田での初めての自社ラウンジ「ダイナスティラウンジ」がアメリカン航空の「アドミラルズクラブ」ラウンジのすぐ隣(本館2階)に1月26日、オープンしました。

ラウンジは、広さ500平方メートルで、ファーストクラスエリア19席、ダイナスティクラスエリア70席の合計89席分の席数が用意されています。白とベージュでまとめられた明るい空間となっているのが印象的なラウンジで、ラウンジ内にはインターネットに接続されているデスクトップパソコンが4台設置され、またノートパソコンを持参している人向けの無線LAN接続サービス、更に各テーブルには有線LANのコネクターとPC電源が完備されています。軽食類も充実しており、出発までの時間をゆったりくつろぐことができます。

こちらのラウンジも見学させていただきましたが、静かで落ち着いた時間を過ごせるラウンジに仕上がっている印象を受けました。


冒頭でも取り上げましたが、第2ターミナル本館3階に、免税店モール「ナリタ5番街」が2007年4月9日にオープンすることが決まりました。既に第1ターミナル南ウイングにオープンしている「narita nakamise」同様、世界の一流ブティックが並び、新たな免税ショッピングスポットになります。2007年は第2ターミナルに注目です。

【関連リンク】
成田国際航空
成田国際航空「ナリタ5番街」

航空連合「ワンワールド」
アメリカン航空
キャセイパシフィック航空
チャイナエアライン
JAL成田空港ラウンジ リニューアル開始のご案内
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