航空券/航空券関連情報

成田第2ターミナルのリニューアル進行中(2ページ目)

1月17日にアメリカン航空、21日にキャセイパシフィック航空が第1ターミナル北ウイングから第2ターミナルへ移転。チャイナエアラインも自社ラウンジをオープン。リニューアルが進む成田第2ターミナルの最新情報です。

執筆者:鳥海 高太朗

「ワンワールド」が徐々に集結する第2ターミナル

ワンワールド
JALも今春には加盟する予定の航空連合「ワンワールド」
成田空港では、アライアンス(航空連合)をできる限り同じターミナルから発着させることで利便性や効率性を高める為に、ターミナルの再配置を数年前から計画。先陣を切って、冒頭でも触れた「スター アライアンス」加盟航空会社(ニュージーランド航空を除く)が昨年6月2日に第1ターミナル南ウイングに集結しました。

そしてANAなどが移転して空いたスペースの改修工事が進み、2007年1月、航空連合「ワンワールド」に加盟するアメリカン航空(1月18日)とキャセイパシフィック航空(1月21日)が、第1ターミナル北ウイングから第2ターミナルへ移転。両社共に、昨年6月までANAが使用していたチェックインエリアを使用しています。

「ワンワールド」は、両社以外に日本路線を持つ航空会社では、カンタス航空(第2ターミナル)、ブリティッシュ・エアウェイズ(第1ターミナル北ウイング)、フィンランド航空(第1ターミナル北ウイング)が加盟してますが、フィンランド航空についても3月1日(木)より第2ターミナルへの移転が予定されています。更に今春にもJALが「ワンワールド」に加盟することで、第2ターミナルは「ワンワールド」色の強いターミナルになることでしょう。
※(  )は2007年1月21日現在の使用ターミナル


本館2階にオープンしたアメリカン航空のラウンジ「アドミラルズクラブ」

アメリカン航空「アドミラルズクラブ」
アメリカン航空のラウンジ「アドミラルズクラブ」。大きな窓からはゲートに出入りする飛行機が間近に見られます。
1月18日に第2ターミナルへ移転したアメリカン航空は、出国審査を終え、免税店エリア近くのエスカレーターで1つ下がった本館2階にラウンジ「アドミラルズクラブ」をオープンしました。

ガイドも先日、ラウンジを見せていただきましたが、旧第1ターミナルのラウンジに比べて約2倍の1,234平方メートルで、座席数265席を誇る開放的で広々としたラウンジは、ゲートを出入りする飛行機を間近に見える大きな窓からの景色が格別です。

ラウンジの機能としては、ビジネスコーナーが充実しており、デスクトップパソコンが16台設置されている他、ノートパソコン利用者向けの無線LAN接続サービス、約100近く設置されている有線LANによるインターネット接続も可能になっています。そして広々としたドリンクコーナーや今回紹介するラウンジの中で唯一、シャワールームも5室完備するなど、充実した居心地の良いラウンジになっています。


JALグローバルクラブ会員も「アドミラルズクラブ」が使える

同じく第2ターミナルを使用しているJALでは現在、ラウンジの改装工事が行わている最中で、7月のオープンに向けて工事が進んでおりますが、2月1日よりJAL便利用者のうち、JALマイレージバンクの上級会員「JALグローバルクラブ」会員で午前中の本館側のゲートから出発する便の利用者についてもJALの新ラウンジオープンまでは、アメリカン航空の「アドミラルズクラブ」が利用できるとのことです。


次のページでは、キャセイパシフィック航空とチャイナエアラインのラウンジを紹介します。
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