スタジオライクな部屋を作る(3ページ目)

自動水遣り装置で、ベランダも快適に

（上）自動水遣り装置。毎朝6時に30分間放水されるそうです。 （下）鉢に細いホースがセットされています。これなら忙しい人でも、ズボラな人でも、心配なく植物を育てられます。

マンションの一階部分にお住まいで、外には小さな庭となるスペースがあります。観葉植物と、ガーデンテーブル。夜になると、照明が灯り、リゾートのような雰囲気のある庭ができあがります。

さらに、細井さんはここにひと工夫。なんと自動水遣り装置を設置しているのです。これは、毎日同じ時間にタイマーで自動に放水させることができるという優れもの。庭に水道の蛇口がないため、キッチンからホースを天井に這わせ、屋外まで水を引っ張ってきています。

水遣りを忘れて、何度も植物を枯らしているという人におすすめ。タンク式のものもありますので、細井さんのようにホースをベランダまで這わせる技術がなくても大丈夫です。1万円程度で設置できるそうですよ。

玄関周りの照明も自分で手作り

材料費わずか1,500円ほどで作れてしまうそうです。玄関周りが薄暗くて、深夜の帰りが怖いという女性にもおすすめ。

部屋を借りる前には気づかなかったけれど、実際に生活を始めてみると「ちょっと不便」ということもありますよね。細井さんの場合、廊下に照明がないため薄暗くなり、夜になると、鍵を開けるにも手元が見えにくいことが気になっていました。

そこでご自分で作ってしまったのが、こちらの照明です。冷陰極管と呼ばれる蛍光管キットを使い、ＡＣアダプタを配線すれば完成です。雨風にさらされることも考えて、防水加工もほどこしてあります。

ちなみに、こういった部屋づくりに関するものを買うときはインターネットで探すことが多いそうです。特に、ネットオークション。細井さん曰く、「お店を回るよりも、たくさんの商品が見られるので便利ですよ」とのこと。ただ、「掘り出し物はありそうだけれども、なかなか上手に使いこなせない」という人もいるのでは。次のページでは、オークションの賢い使い方について聞いてみました。

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