熱帯魚関連情報

更新日:2001年10月17日

闘魚(とうぎょ)ベタ

闘魚として有名な『ベタ』。原産地のタイでは、賭けの対象として雄同士を戦わせている程、その闘争性は激しい。しかしその反面、より美しく改良されたショウベタという品種も存在する…

闘魚とは、なにやら物騒な響きだが、見た目の美しさと激しい闘争性を併せ持つ「ベタ」またの名を「ランブルフィッシュ」とも呼ばれる魚の事である。その激しい闘争性から原産地のタイでは、賭けの対象として闘鶏ならぬ闘魚として人気が高く、またその美しさから多く愛好家を魅了して止まず、各地でその美を競うコンテスト、それに伴った品種改良が盛んに行なわれている。今回は、その様な対極の性質をもつベタについて紹介していきたい。

まずは、簡単な特徴などから

アナバス目ペロンティア科マクロポーダズ亜科
ベタ・スプレンデンス 学名:Betta splendens
(英名:ランブルフィッシュ Rumble Fish)
原産地:タイ、カンボジア
サイズ:7cm

ベタ

先にも述べたがその気性は激しく、雄同士が出会うとどちらかが再起不能になるまで死闘を繰り広げることもしばしば。その美しい容姿からは想像がつかない程、性質は激烈を極める。他種に対してはそれ程でもないのだが、同種の雄を見かければそく臨戦体勢に。正に、“Fighting Fish”——闘魚——という名が相応しい。相手を威嚇する時に各鰭(ひれ)や鰓蓋(えらぶた)をこれでもか! と広げる様子は、数いる熱帯魚の中でも屈指の美しさ。それは、世界各国にこの魚を楽しむ為のクラブが存在し、様々な改良品種が作り出されている事からも伺える。日本でも多くの愛好者がいて、各地でその美しさを競うコンテストなど催されている。

英名のランブルフィッシュ(RUMBLE FISH)とは、スラングで“ケンカ”という意味。雄のその激しい闘争性からついた名前だろう。原産地タイでは、古くから闘鶏などと同じように賭けの対象として扱われ、プラガットと呼ばれる各鰭が短く、より闘争性が強く改良された品種を使って勝負が行われる。

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長谷川 秀樹

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