爬虫類・両生類/ヘビの飼い方

定額給付金を両爬に遣う!Vol.4ヘビ編

ヤバイ、ヤバイ...タイムリーじゃなくなっちゃいますね!「定額給付金を両爬に遣う!」の第4弾のテーマは「ヘビ」です!

執筆者:星野 一三雄

全国の両爬ファンのみなさん、コンニチハ!

コレ、書いているの7月はじめなんですが、この前のニュースで「定額給付金はすでに80%くらいの人が受け取り済み」なんて言っていたから急がなくちゃ、って感じでいよいよ終盤の第4弾です!!今回はお待たせいたしました!「定額給付金をヘビに遣う!」です!!

まずはいつものように「初めて両爬を飼育する初心者」の方に向けて!!

設備はケチって生体を買う!

なんと言っても設備投資が安価で済むのがヘビの魅力でしょう。初心者の方は、思い切って設備投資にケチって生体購入になるべくお金をつぎ込んで欲しいと思います。

というのも、フィールドに出ればわかるように、ヘビというのは他の両爬と違って、出会う機会が少ないわけで、どうしてもWC個体でも採集できる数が少ないため、やや高価になりがちなんです。ですから、他のグループならWCで安い個体を購入することができるのですが、ヘビは安いのはいけません。WCのヘビって初心者の方にとっては「安かろう、悪かろう」ということが多いんです。
そこで初心者の方には、絶対にCBをオススメします。ハッキリ言って飼いやすさが全然違います。もちろん、高くなりがちですが、それでもないわけではありません。それに、ヘビの場合は飼育器具が簡便で済むのですから。

あとで、述べるように購入するヘビはベビーから少し育ったサイズくらいになると思います。
そうなると飼育ケースも小さくて済むわけです。ヘビは脱走のことを考えれば、カチッとフタができるプラケースが一番イイですから、これの小さいサイズを購入します。
まあ、いくら何でも一番小さいプラケじゃどうにもなりませんから、25cm幅くらいのプラケを購入しましょう。ただ、ホームセンターで売っているカブトムシ用とかではフタがふにゃふにゃで、絶対に脱走されますから、ここは爬虫類を扱っているショップでちゃんとしたモノを選んでください。でも、プラケで良いんですよ、プラケで。
たぶん1000円もあれば購入できるでしょう。

次は保温器具ですが、今回はとりあえず限られた金額の中で考えなくてはいけませんから、とりあえず今の季節ですから「ナシ」でいきます。もちろん、秋になったら下に敷くシートタイプのヒーターを購入してください。

次に必要なモノは床材。これも見栄えはあまり良くありませんが、新聞紙でいきましょう。どうしてもという方は台所のキッチンペーパーを使ってください。つまり改めて購入する必要はない、ということです。

次は水入れです。これが一番難しい。なんといってもヘビは水入れを倒す生き物ですから重くて安定したモノが必要なんです。まだ小型のヘビであることを考えれば、小鳥の陶器製のエサ入れがイイと思います。ハムスター用の陶製エサ入れも使えそうです。だいたい500-800円くらいのようです。大きさはプラケの半分くらいを占めても構いません。とにかくヘビが中に入ることができる大きさのモノを選びます。

最後はシェルターです。これもヘビが小さいことを考えれば、植木鉢を上手に割って床において隠れるようにすればいいでしょう。100円くらいですか?

というわけで以上です。
つまり飼育器具は飼育ケース1000円+水入れ500~800円+シェルター100円=1600~1900円くらいです。つまり生体購入に10,000円くらいは使えることになります!
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