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ライノセラスアダーとは? 毒を持ったアフリカのクサリヘビ

今回は、ライノセラスアダーの基本情報について解説します。ライノセラスアダーは非常に特徴的な形態をした、アフリカのクサリヘビです。毒牙は大きくなく、性質も温和であるようですが、毒は強いヘビ。飼育は勧められないので飼育情報は掲載していません。

執筆者:星野 一三雄

ライノセラスアダーの基本情報

ライノセラスアダーとは

ジャパンスネークセンターの展示個体

ライノセラスアダー
学 名Bitis nasicornis別 名:ニシキクサリヘビ、ライノセラスバイパー英 名:Rhinoceros Viper 分 布:アフリカ中部全 長: 60-90cm 最大1.2m


非常に特徴的な形態をした、アフリカのクサリヘビです。


アフリカ大陸中央部の広い範囲の熱帯雨林に生息しています。


太短い体型をしていて、頭部吻端に発達した2-3対の角状の突起が特徴です。また人工的とも思える非常にカラフルな体色と斑紋パターンも特徴です。体色の構成要素は黒、青、緑、黄、赤等で、斑紋は長方形、三角形、直線などが構成要素になった非常に複雑で幾何学的なパターンになっています。


地表性で、湿地などの水場の近くに生息していますが、樹上に上がることもあるようです。


主に小型の哺乳類を食べていますが、両生類や魚類を食べたという記録もあるようです。


胎生で18-25cmの幼体を1度に6-35頭を産みます。幼体は、ほぼ親と同じ斑紋パターンですが、より色彩が鮮やかであるようです。


毒牙は大きくなく、性質も温和であるようですが、毒は強くマウスのLD50は1.1mg/kgであるということです。


毒ヘビの魅力を語るのは、非常に不謹慎であることは承知しているのですが、この美しさとフォルムのカッコよさは否定できません。でも、見ようによってはイラガの幼虫みたいな有毒毛虫にも見えるのは私だけじゃないですよね。


ちなみに上の写真の個体は、例の毒ヘビ51匹飼育事件で押収された個体であるようです。


動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要ですが、まず許可はおりません。
 

赤っ恥をかかない程度の知識

  • アフリカの中央部に生息する毒ヘビ
  • 角がある
  • 非常に美しい
  • 胎生
 

ライノセラスアダーの飼育方法

飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません
※解説海外サイトを参考にしました。


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